前回日記を書いた時点では、BB交換だけでチェーンラインを改善すれば
すぐに解決できる問題とおもっていたのだけど、部品待ちの間に
パーツ構成を検討していたらそれだけでは済まないことがわかり、
とはいえ整備実習あがりの車体に必要以上に金をかけたくもないので
新規購入パーツは最小限におさえて、できるかぎり手持ちの
余剰パーツを駆使してなんとかつじつまのあう形にもっていくことにした
具体的に洗い出された問題点は以上
チェーンラインのズレ
カセットがクロスレシオすぎる
リアディレーラー(以後RD)の最小歯数12T問題
RDの最大キャパシティ不足
最初のは紹介済みなので割愛して、まずカセットの歯数だが
もとからついていたカセットは7速をなるべく有効利用するためなのか
13T-21Tという、相当にわりきったギアレンジになっていて
とくにロー側のギアが重くて650Cのインナーローといえども
急坂ではキツいし、650Cで13Tではアウタートップも充分でない
さいわい7速カセットは新品でも安く買えるので、
ギア比が各段で広がるのは目をつぶって、いまどきの
ワイドレンジのものを購入することにした
RDの最小歯数は、あらためて仕様を調べてみたら
トップ側の最小歯数が12Tまでで、トップ11Tのカセットが使えない
(少なくともメーカーの想定する設計外)ので、これもなんとか
対策したいところ
(まあP-20Rは最小11Tの旧105でカプレオの9T使ってるんだけど)
最大キャパシティは28Tで、導入予定のカセットと交換したクランクセットの
歯数差を足すと31Tになってしまって、これもよくない
(たすきがけに使わなければいいかもしれない)
クロスレシオナローレンジを受け入れればBB交換だけで済むがつかいづらく
新規にワイドレンジのカセットをつければほぼいまどきの使い勝手になるが
現状ではかなり制限されるか最悪使えなくなる可能性がある
ローラー専用車なので割り切ってつかうのもひとつの選択だけど
最小限の出費と工夫でなんとかできるならクリアすべきだろう
ということで、捨てずにうっちゃっておいた余りのパーツを探ることにした
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