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日記一覧

夏から大いに楽しませてもらった、地元映画館(電気館)での市川雷蔵祭が最終回を迎えました。次回からは爆音映画祭や『スパイの妻』が上映されます。最終回の今回は、巨匠監督2人の作品を続けての鑑賞。贅沢な時間でした。●『破戒』(1962(昭和37)年大映

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稀代のプロデューサー、角川春樹が自ら監督した映画『みをつくし料理帖』を見て来ました。黒木華主演のNHKドラマも記憶に新しいです。意外や意外(と言っては失礼ですが)、良作でした。【物語】江戸時代。大阪の水害で両親を亡くした少女・澪(松本穂香)は

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黒沢清監督の最新作『スパイの妻 劇場版』を見て来ました。ベネチア映画祭で銀獅子(監督)賞を受賞した作品です。【物語】1940(昭和15)年。神戸の裕福な貿易商、福原優作(高橋一生)とその妻・聡子(蒼井優)。ある時、出張先の満州から帰国した優作の荷

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市川雷蔵祭の地元での興行もあとわずか。という訳で、雷蔵映画を2本続けて見て来ました。偶然ですが、どちらの映画でも、個性派俳優・伊藤雄之助が準主役として出ております。●『忍びの者』(1962(昭和37)年大映 白黒シネスコサイズ)織田信長(城健三郎

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韓国のベストセラー小説を映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』を見て来ました。しみじみとした良い映画でした。【物語】優しい夫(コン・ユ)と幼い娘を持つ平凡な主婦、キム・ジヨン(チョン・ユミ)。時おり別人の性格が憑依し、本人には自覚がないという病気を持

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スパイ・スリラー(というよりは『大統領の陰謀』や『ペンタゴン・ペーパーズ』に近い謀略露呈モノ)映画、『オフィシャル・シークレット』を見て来ました。去年のアメリカ=イギリス合作映画ですが、日本では1年遅れての公開、さらに地元ミニシアターでは本

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ユニークな家族写真集から原案を得た映画『浅田家!』を見て来ました。主な舞台が三重県(津市)で、三重に長く住んでいた自分には懐かしいロケ地も見られました。【物語】写真家志望の浅田政志(二宮和也)は、三重の実家を出て上京するも、鳴かず飛ばずでい

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市内のミニシアターにて、ペドロ・アルモドバル監督の『ペイン・アンド・グローリー』を見ました。遅れてでの公開ですが、ありがたい上映です。アルモドバル監督の映画を劇場で見るのは久しぶり。主演のアントニオ・バンデラスはカンヌ国際映画祭で主演男優賞

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