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日記一覧

この映画は今回が初見です。公開時に、内容を全く明かさず、スーザン・ストラスバーグが恐怖のあまり叫んでいるスチール写真1枚のみを使って宣伝しました。僕には、そんな宣伝をした映画は初めてだったので、興味はあったけどホラー映画だから大して気に留め

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NHKのBSドキュメンタリーで、2017年6月に放送したものです。先日(2018年5月)再放送されたものを見ました。50分番組で3夜連続の放送。内容は、患者の骨髄から採取した幹細胞を培養し、プラスチック製の気管に付着させてから患者に移植する手法で、「医

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日本で公開する前に、アメリカ盤のブルーレイを取り寄せて見ています。そして日本語版はDVDでレンタルしました。私事で行っている英会話の教材としても最適でした。だったら、またぞろ見る必要ないだろって? 僕もそう思っていましたが、最近何度か、スク

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情報番組でちらりと見た記憶がある映画でした。「ルーム」のブリー・ラーソンが出ているから、見なくちゃと思っていたのですが、例によって劇場公開時(昨年GW)には見忘れてました。ほかにキリアン・マーフィーとか、サム・ライリーとか、知っている名前の俳

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あ、いちおう主役はケビン・コスナーです。まだ主役やってたんですね。「モリーズ・ゲーム」に出てきたとき、脇を固めるようになったんだと思いましたが、けっこう重要な役でした。今回は、ライアン・レイノルズが主役かと思ったら、その記憶を植えかえられる

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フェイスブックの友人たちが、じんのひろあき監督の「唇からナイフ」という映画のお披露目上映会があるというので、たまにはTOKYO月イチ映画祭を待たずに先に見てみようと思い立ち、中野ZEROホールへ出かけました。そしたら、プロジェクターとスクリ

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1年半ほど前にサンタモニカで見た作品です。とりあえずDVDスルーとはいえ、日本語字幕版を見ることができました。レンタルもしているので興味のある方は是非どうぞ。ミーラー・ナーイルという監督は、「サラーム・ボンベイ」というインド映画で世界的に注

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2018年5月20日にBS151で放送しました。小室等さんはご自身の「新・音楽夜話」というテレビ番組を始め、いろんな番組で活動を振り返っておられます。また似たような番組かよと思いましたが、小室等さんがゲストですから見逃せません。僕が小室さんのレコ

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先日見た同じFNSドキュメンタリー「だから、アイドル。TOKYO 不思議の街の住人たち」(2016)が実に興味深かったので、「上京それから物語2018」も見ました。こちらは2周に分けて2時間(実尺100分弱)です。鹿児島県徳之島の高校を卒業し東京に来た18歳の6

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この映画をビデオで見たと思っていたら、試写室で見ていたようです。ソニー・ピクチャーズの試写室だったら、スクリーンが小さすぎるわけではないのですが、同じルーベン・フライシャー監督の「ゾンビランド」をアメリカで見たときに感激していたので、その再

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ジョン・レノンの楽曲とは関係ありません。目が不自由な人を描いた、物事を認識すると言う意味に切り込んだ、いわば哲学的な力作です。淡々と描かれている映画に“力作”という表現は似合わない気もしますが、僕はこの映画に込められた作り手の力を感じました

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クリス・マルケルが「ラ・ジュテ」という短編映画で描いたように、タイムマシン(マシーンと表記するのが正しそうです)というものは記憶の中にありうると、ますます実感しました。昨年から、JR東日本のジパング倶楽部というものに入っていて、だからJR東海

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僕がヤフーの掲示板に書き込み始めた20年くらい前には、オフビートな作風が受けていたと記憶しています。僕も「トム・ベレンジャーの 探偵より愛をこめて」(1989)や「愛を殺さないで」(1991)を面白く見ていました。劇場ではなかなか見られなくても、ビデオ全

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カナダとニュージーランドの合作映画だそうで、10社くらいが製作に絡んでいます。オープニングに会社ロゴが次々現れては消え、知らん会社ばかりだから(でもないけど)“何やってるねん”と思っているうちに、10社で50秒でした。大掛かりな合作映画だと、10社の

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いわく“出生からわずか8年間で生死の境をさまよう大事故を8度経験してきたルイは、9歳の誕生日に両親と一緒に海辺のピクニックに出かけ、断崖絶壁から転落するという9度目の悪夢に見舞われてしまった”(日本版ホームページよりコピペ)のです。ということは、

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2018年5月13日、マーゴット・キダーが亡くなったそうです。死因は分からないらしいけど、モンタナ州のリビングストンに住んでいて、メディアからは “忘れられた存在”だったからでしょう。僕よりも1歳年下で、1948年10月生れ。つまり69歳で亡くなりました

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実はこの前に見ている作品があるのですが、「モリーズ・ゲーム」を一刻も早く、一人でも多くの人に見ていただきたいので順序を変えます。僕の文章を見てこの映画を見る気が起きる人はいなくて、たいていは見ようと思っている人が“そこまで言うならDVDを待

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そもそも邦題からどんな内容だと思います? 僕は一連のナチス裁判の最後に裁かれた人間の話だと思いました。つまり近年行われた裁判に関する物語だと。しかしこの映画は、アウシュヴィッツ収容所の所長だったルドルフ・フェルディナント・ヘスの裁判前の尋問

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原題は「Bottle Rocket」で、ウェス・アンダーソンとオーウェン・ウィルソンが脚本を書いています。ウェス・アンダーソンとオーウェン・ウィルソンが1994年に作った13分の短編がサンダンス映画祭で上映され、製作者ジェームズ・L・ブルックスが長編映画化に

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結論から言うと、このTOKYO月イチ映画祭は“怠け者のための自主映画展覧会”だということです。あちこちの映画祭に出品された作品群から、野火明監督(写真3)がチョイスして毎月紹介してくれるから、僕のような各地の自主映画上映会を見て回るという努力

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僕はこの映画を10歳の時に見ています。そのときは、手のつけられないならず者がボクシングを通して更生しチャンピオンになるという、サクセスストーリーと受け取っていました。小学校4年生ですし、まだ「あしたのジョー」もないころです。俳優で名前を知って

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やはり情報を少なくして映画を見ると、いろいろ新鮮な驚きがありますね。公開時には、年寄りをコケにしてるんとちゃうか?という疑惑からパスしました。←同時に、この顔ぶれでつまらんかったら許さんで、という気持ちもあり、同時にマイケル・ケインとモーガ

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前回僕が見たウェス・アンダーソン監督作「グランド・ブダペスト・ホテル」(2013)は実写でした。今回はアニメです。残念ながら、まったく楽しめませんでした。今から20年後の日本が舞台で、メガ崎市ではドッグ病が蔓延し、人類への感染を恐れた小林市長が、す

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以前から僕は、“感動の名作”とか“これぞ傑作”などという、ありきたりな褒め言葉には飽き飽きしていました。そしてまた「ハクソー・リッジ」を見たとき、これは“体感映画だ”と感じたのですが、そんな程度の言葉はこの映画に対して失礼な気がします。と言

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まずは、研究会(勉強会、どっちでもいいByジュリー・デルピー「キリング・ゾーイ」)で配ったクイズを引用します。> 「駅馬車」トリビア Q&AQ1=「駅馬車」はジョン・フォード監督が友人のジョン・ウェインを主役に起用した最初の西部劇ですが、ジョン・

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1969年公開のATG作品です。アートシアター・ギルドというミニ・シアター・チェーン(ミニ・シアターという言葉が当時はなかった)が、制作サイドと500万円ずつを出し合って作ったシリーズの1本。篠田正浩監督が、奥さんの岩下志麻を主演に、モノクロ・スタ

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僕が新書を手にしたのは、たぶん大学の教養学部の教科書として、その先生が書いた岩波新書が初めてだったと思います。それ以後、岩波など各社が出す新書というシリーズは、教養を高めるための手ごろな素材だと信じるようになりました。卒論を発展させた新書も

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いつもの英語レッスンですが、先生夫妻が7月末で日本を離れることになりました。しばらくはフランクの実家があるニューヨーク州の郊外に住み、そこを整理した後、奥さんのソニアの故郷であるフィリピンへ戻って永住するらしい。てなわけで、新たな先生を見つ

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2006年の映画ですが、日本初公開は2017年6月でした。ライアン・ゴズリング出演の「ラ・ラ・ランド」が話題になったことで日本公開にこぎつけたのであれば、僕にはダメだった「ラ・ラ・ランド」にも、それなりに役に立った部分があるんだなと思います。題名は

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監督がエルマンノ・オルミで、ずいぶん久しぶりに聞く名前だと思いました。この前見たのが「ポー川のひかり」(2006)で2009年です。しかしそれを見たことを忘れてましたから、とりあえず「木靴の樹」(1978)の監督さんだとしか考えていません。「木靴の樹」は3

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