安倍晋三首相の辞意表明を受け、米軍基地を抱える県内自治体の市長らは「配慮のある首相だった」「残念だ」などと述べた。次期首相に日米地位協定の改定などを求めていく考えを示した。 米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は、安倍首相が「普
元格闘家でタレントの高田延彦が29日深夜、ツイッターに新規投稿。安倍晋三首相の辞意表明を受けて、「安倍氏は沖縄に冷淡だった」「県民に『寄り添う』は言葉だけ」と沖縄に対する接し方について苦言を呈した。 高田は「沖縄辺野古、安倍氏は沖縄に冷淡
TBS「報道特集」が29日、放送され、金平茂紀キャスターが安倍晋三首相の後継者を巡る報道に「競馬の予想みたいな話題にいく前に、安倍政権の功罪について冷徹な検証を」と語った。 番組では“安倍後”の有力候補について報じ、「4人を中心に動く気配
安倍晋三首相辞意の報は県内でも一気に駆け巡った。新型コロナウイルス対策が喫緊の課題となる中、体調悪化による退陣に県民からは気遣いや驚きの声が上がる。これまで「アベノミクス」といった経済政策や安保法制を推進、改憲に前のめりの政治姿勢を打ち出
【宮古・石垣】安倍政権下で陸上自衛隊配備計画が進んだ宮古島と石垣島では、首相の実績に対し対照的な声が上がった。 ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会代表の仲里成繁さん(66)=農業=は近隣諸国との関係を挙げ「危機感だけをあおり、外交で問題解
安倍晋三首相の辞任表明は県内政界にも衝撃を与えた。自民党は早期に安倍首相の後任を決める総裁選を実施する構えで、県内政党は次の首相と政権布陣の顔ぶれ、解散総選挙のタイミングに神経をとがらせる。ただ、自公政権が続く限り、誰が首相になっても名護
「県民に寄り添う」「できることは全て行う」-。安倍晋三首相は沖縄について、そう強調してきた。しかし、県内の各主要選挙や県民投票の結果を無視して辺野古新基地建設を強行。在任中、オスプレイなど米軍機の墜落のほか民間地への部品落下も相次いだ。辞
安倍晋三首相が28日、辞意を表明した。2012年12月に第2次安倍政権が発足してからの連続在職日数が今年8月24日で2799日となり、大叔父の佐藤栄作を抜いて歴代単独1位になったばかりだった。 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡っては、「県民に寄り添う」「
安倍晋三首相が28日に辞任の意向を表明したことを受け、玉城デニー知事は「連続在任期間が歴代最長となったこの時期に、辞任の意向を表明されたことについては大変驚いている。1日も早い健康回復を願う」と述べた。 一方、米軍普天間飛行場移設に伴い、
沖縄県の玉城デニー知事は28日午後、安倍晋三首相が辞任の意向を固めたことを受け、「名護市辺野古の新基地建設は対話によって解決を求めている県の姿勢とは、相反する方向だった」と安倍政権を振り返った。 県庁で記者団に答えた。 知事は安倍首相が連続
沖縄県の玉城デニー知事は28日、県庁で定例会見を開いた。憲政史上、連続在任日数が過去最長となった安倍晋三首相について、「総理はこれまで『県民に寄り添う』『県民投票の結果を真摯に受け止める』と発言しているが、残念ながら言葉だけなのかという印象
沖縄県の玉城デニー知事は28日午前の記者会見で、安倍晋三首相の連続在職日数が歴代1位となったことを受け、首相の名護市辺野古の新基地建設を巡る沖縄との向き合い方に関し「(県民に寄り添うというのは)言葉だけなのかなという印象をぬぐえない」と指摘
堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS日曜劇場/夜9時〜)が好調だ。しかし北は北海道から南は沖縄まで、南北にも東西にも3000kmにおよぶ日本列島は、地域差が大きい。 絶好調『半沢直樹』の見られ方は、47都道府県で異なるのだろうか? その謎を追ってみた。視聴
沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票の署名活動は2018年10月31日に始まった。市住民投票を求める会は11月30日までの1カ月間で、市内有権者の4割近い1万4263筆(有効署名総数)を集めた。 本請求を受けた市は同12月に市議会に
米軍キャンプ・シュワブで25日に感染が確認された2人は海外から来沖後14日間の行動制限に置かれていた。その制限を解く前の検査で陽性が確認されたため外との接触はなかったとみられる。シュワブ沿岸部で普天間飛行場移設に伴う新基地建設を進めている沖縄
沖縄県は25日、新型コロナウイルスに感染し、県内医療機関に入院していた那覇市の80代男性が死亡したと発表した。 県によると、院内感染の可能性がある。別の疾患で入院中にPCR検査を受け、19日に陽性が確認されていた。県内では高齢者を中心に死亡例が相
沖縄県は25日、新たに那覇市内の80代男性が新型コロナウイルスで死亡したと発表した。男性は19日に陽性を確認、24日に亡くなったという。 県内の新型コロナ関連の死者は累計24人。前日の24日には、一日で最多の4人の死亡が発表された。 この日、県内では3
沖縄県は25日、新たに32人が新型コロナウイルス陽性となったと発表した。69件の行政検査で7人、保険診療で25人の感染が確認された。県内のコロナ新規感染者は22日は31人、23、24日はそれぞれ25人、22人と減少していたが、3日ぶりに30人を超えた。県内の累計
在沖米海兵隊は25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3人確認されたと公式フェイスブックで発表した。そのうち2人は初めてキャンプ・シュワブ(名護市)で確認された。残りの1人は普天間飛行場関係者。 キャンプ・シュワブではこれまで、辺野古の新基
辺野古の新基地建設が進む米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)で、米軍関係者2人の新型コロナウイルス感染が確認された。複数の関係者が明らかにした。シュワブに出入りする工事関係者の感染はこれまで確認されていたが、米軍関係者では初めて。 シュ
連続在職日数が2799日で歴代最長となった安倍晋三首相。第2次政権下では政府が否定してきた「基地と沖縄振興のリンク」をちらつかせながら、名護市辺野古の新基地建設をはじめとする沖縄政策を推進してきた。米軍の西普天間住宅地区(約51ヘクタール)や、
那覇軍港の移設・返還時期については、2013年4月に日米両政府が合意した現行計画で、約15年半の工程を経て「28年度またはその後」と記された。松本哲治浦添市長が「北側案」の受け入れを表明し計画はようやくスタートラインに立った形で、今後スムーズに進
米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市移設を巡って県と那覇、浦添の両市は、代替施設を浦添ふ頭地区北側に配置することで事実上、合意した。議論が行き詰まった最大の要因だった代替施設の配置について意見の相違が解消されたことで、議論が加速する見通し
普天間基地の名護市辺野古への移設に反対するオール沖縄会議は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、沖縄防衛局に対し移設工事の中止を要請した。21日沖縄防衛局を訪れたオール沖縄会議のメンバーは、新型コロナウイルスが流行する中普天間基地の移設
【東京】沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、日本自然保護協会など市民団体は21日、国会内で防衛省の担当者に対し工事停止や環境調査の実施を求めた。同省は有識者でつくる「環境監視等委員会」で指導や助言が得られているとし、環境調査の手法を見直す
沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協、会長・玉城デニー知事)は21日、インターネットを使って総会を開き、米軍基地問題で国に要請する内容について協議し、新型コロナウイルス感染症対策などを新たに盛り込むことを決めた。代表者らが直接、国に
陸上イージスの配備計画中止が可能なら、政府がこだわる「辺野古」はどうなのか。AERA 2020年8月24日号は、見直しを提言した長島昭久議員と沖縄選出の屋良朝博議員に聞いた。* * * イージス・アショアの配備計画中止、迫る安倍首相の総裁任期など
【石垣】石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会は17日、市平得大俣で工事が進む陸上自衛隊駐屯地建設工事の中止を求める要請書を防衛省と沖縄防衛局に送付した。配備予定地の旧ゴルフ場部分での掘削・岩石破砕工事で騒音が発生し、住民生活と環境を破壊
米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市移設を巡り、沖縄県と那覇、浦添の両市が軍港代替施設を北側に配置することで事実上、合意した。既存施設の返還のために県内移設を条件としているという点では、普天間飛行場の返還・移設問題と似ている。玉城デニー知
松本哲治浦添市長は、玉城デニー知事や城間幹子那覇市長と会談し、那覇港湾施設(那覇軍港)を浦添埠頭(ふとう)の北側に配置する案を受け入れると表明した。これにより、国を含めた4者が「北側案」で事実上合意した形になり、移設計画は大きな局面を迎え