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日記一覧

◎知性の外にある世界 いつも言ってるけどさ、教えには、まあ仏教的にいうと、よく世俗諦と勝義諦っていうわけですけども、今言ったその相対的な、つまり現実的な教えと、それからそれを超えた究極の教えがあります。で、もちろん実際は、この現実的な教えの

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【本文】 マルパのミラレーパいじめは、それからもいっそうひどくなっていきました。建築作業の試練だけではなく、例えば弟子たちが集まって教えを受ける場において、ミラレーパだけを排除し、みなの前でののしり、暴力を振るうなどして、ミラレーパを精神的

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 はい。そしてもう一つ、ここにはちょっと書いてないけども、もう一つ、ミラレーパが与えられた試練があって、これはちょっと前も言ったけど、マルパやあるいはマルパの高弟であるゴクパとかに命じられて、まあつまりミラレーパの魔術の力を使って暴力とか殺

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【本文】 こうしてミラレーパはマルパのもとへ行きました。マルパも、実は夢の予兆で、ミラレーパが自分に約束された偉大な弟子であることが分かっていました。しかし同時にミラレーパが積んでしまった悪業の重さも分かっていたので、マルパはミラレーパにわ

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2011年4月6日勉強会より はい。まずラーマーヤナの解説をすると、今日のお話は導入なのでほとんどストーリーは進んでいないんですが、これはさっきも言ったように、ラーマーヤナ自体がね、実際には非常に長い物語で、いろんなエピソードを含みつつ進ん

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◎絶対と相対の接触 はい。だからもう一回言うと、ちょっとここの部分だけ、若干あいまいにですけど、まとめると、いいですか?――如来というのは、あるいはこの世界を解脱した存在が、われわれを救うためにこの世に来るときっていうのは、われわれがよくイ

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◎パトゥルの最後の人前でのガナチャクラ ザギャル僧院で、パトゥルはザチュカの人々のために、豪華な宴の供養祭の準備をした。ゾクチェン・リンポチェ五世、トゥデン・チョーキ・ドルジェを招待した。在家、出家、トゥルク(聖者の生まれ変わり)、ケンポ(

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イエス・キリストの生涯 ――スワーミー・シヴァーナンダ・サラスワティー◎出生のお告げ 二千年前、至高なる光が、この暗闇と陰鬱に満ちた無常の世界に降りました。主の地上への降誕を決定する法は、いつのときも、どこでも同じです。悪がはびこり、正法が

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◎無知の知 で、だからこの如来の――如来、あるいはこの世界を超越したバガヴァーンと、この輪廻の闇の世界に捕まってるわれわれとの接触っていうのは、なんていうかな、われわれはリアルには感知できない。じゃあどのように感知されるのかっていうと、われ

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【本文】 しかしこの復讐成功の後、ミラレーパの中に、悪業を犯してしまった後悔の念と、真理を求める強い思いがわきあがってきました。そして魔術の師匠の紹介で、ミラレーパはまず、ゾクチェンの師匠であるロントン・ラガのもとに弟子入りしました。 ロン

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◎如来の干渉【本文】 タターガタグナジュニャーナーチンティヤヴィシャヤーヴァターラニルデーシャ(如来功徳智不思議境界経)には、こう説かれている。「如来は衆生の輪廻の生死世界に出現し、出家し、あるときは難行苦行し、菩提樹の下に赴き、菩提樹の下

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◎タマ・トゥルクが教えを受ける クンサン・デチェン・ドルジェ――タマ・トゥルクとして知られるジグメ・ギャルワイ・ニュグの転生者――がパトゥルのもとにやってきて、丸一日パトゥルと共に過ごした。彼は、パトゥルがあとどのくらい生きるのかを知りたが

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2010年10月27日解説・ミラレーパの生涯 第一回 はい。今日から聖者の生涯、今度はミラレーパに入りますね。 まあナーローパ、ナーローパの弟子のマルパ、そしてマルパの弟子のミラレーパっていうことですね。 はい。ミラレーパはもうほんとに皆さ

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2020年神様カレンダーができました^^毎月、さまざまなインドの美しい神様の絵や写真と、聖者の言葉が入っています。また、暦部分は、満月・新月に加えて、インドの神様にまつわる祝祭日や、聖者の誕生日なども記されており、貴重で便利なものになってい

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今日のAMRITAチャンネルは、ワンポイント・ダルマ「マザーがいるから、もう恐れはない」です。

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◎ケンポ・コンチョク・ドンメがパトゥルに会おうと試みる ケンポ・コンチョク・ドンメは、パトゥルがもう訪問者を受け入れておらず、人々が面会を強く希望しても、”見事な”叱責を返してくるということを耳にした。しかし、パトゥルがどんなに叱責しても、

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◎ケンチェン・タシ・ウーセルがパトゥルに会おうと試みる ケンチェン・タシ・ウーセルは、ヤムドクのドルジェ・パクモのトゥルクであった若き尼僧を含む巡礼者たちの一団に付き添われながら、中央チベットからカムへと戻ってきた。一行は、ザギャル僧院の上

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【本文】 マルパには数人の息子がいましたが、修行者の素質があるのはタルマドデという息子だけで、マルパは教えのすべてを、このタルマドデに授けました。しかし三度目のインド旅行からマルパがチベットに帰った後、落馬事故によってタルマドデは死んでしま

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2012年6月10日解説「スートラ・サムッチャヤ」第14回◎道の教えと結果の教え はい、今日は『スートラ・サムッチャヤ』の続きですね。もう一回ちょっと、大まかに言うとね、この『スートラ・サムッチャヤ』というのは、『入菩提行論』で有名なシャー

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◎三つの行為 再びツォギャルは尋ねた。「偉大なグルよ、心に留めてください! 人は安定を得るまで、どのように振舞うべきなのでしょうか?」 パドマサンバヴァは答えた。「ツォギャルよ、聞きなさい!  行為には3つのタイプがある。 第一に、そこに道

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◎ワンチュク・ドルジェの帰還 ワンチュク・ドルジェは三年間、パトゥルの野営地で暮らしながら、教えを学び、修行していた。三年が過ぎると、ワンチュク・ドルジェはゾンサルに戻った。 彼は馬に乗らず、歩いて帰った。四十人の大勢の従者ではなく、二人の

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◎ワンチュク・ドルジェの出家 ワンチュク・ドルジェは、ツェワン・タクパとしても知られており、偉大なテルトンであるチョギュル・リンパの長男であった。彼は子供の頃にパトゥルと出会った。妹のコンチョク・パルドンと異母弟のツェワン・ノルブと同様に、

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◎喜の重要性 はい。ちょっとまとめますよ。四無量心を極める実践ね。そして菩薩道の強い決意と忍辱。そしてまあ、プラス、できるなら今日配ったね、この「サマンタバドラの行」を日々行なうと。 あと今日言ったことで一つちょっとピックアップして大事なこ

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【本文】 マルパには四人の中心的弟子がいましたが、その中でも最も有名な一番弟子がミラレーパでした。あるときマルパが夢で見た内容とミラレーパが夢で見た内容が一致し、再度ナーローのもとに行かなければいけないというメッセージを受け取ったマルパは、

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◎パトゥルの野営地 一番最初は、パトゥルは小さな黒いヤクの毛のテントを一つだけもっていた。 時と共に、人々がやって来て、自分たちのテントを張った。徐々に、数張しかなかった野営地のテントは増えていき、物凄い数になった。一番多いときには、数百の

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