今から30年ぐらい前に、観光地を活性化させようと言う目的で「ミニ独立国ブーム」て言うのがあった。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E5%9B%BDまぁ、それがその後どういう運命を辿ることになったかと言う話なのだが
女将さん、実は揚げ物が結構上手かったりする。たまに女将さんが作った揚げ物を食べると、妙に心が落ち着いたりする。そう、男は揚げ物が好き。だって、男だから。揚げ物に罪は無い。例え、ジーンズの上におなかがポコッと乗っかることがあったとしても、それ
僕が小学生の頃だった。三波伸介が急逝し、そしてその司会の席に5代目三遊亭圓楽が座ることになった事があった。三波伸介の貫禄たっぷりな司会こそが、日曜夕方の「大喜利」だと子供心に思っていた僕は、今まで大喜利メンバーだった圓楽師匠が司会になること
僕ら夫婦は、ダブルベッドで寝ている。と言っても、僕が独身の時から使っているベッドなのだけれども。どうも広いところでないと眠れない性分で、昔からベッドだけは大きい。そして、ベッドの上で起きた事は誰かに言ったりしない主義だけれど、今朝起きたら女
昨夜はよく飲んだ。閉店したあと更に女将さんとバーに行って、ウイスキーを二、三杯煽って、そんでもって帰って来たんだけどさ、起きたらこんな感じ。もうね、息が酒臭い。7時。朝なのにね。でも、ふと横を見ると、女将さんが居ない。ありゃ、ちょっと寝過ご
寒いね。ホント寒い。こうなることが分かってるんだったら、コート持ってくるんだった。逃げるように転がり込んだ先は、勿論あの小料理屋。「女将さん、寒いよ!」「今日はホント寒いわよね。もう冬の雨って感じ。」こんな夜は、鍋から立ち昇る湯気がとても幸
昼ごはんに季節外れのそうめんを食べた後、小料理屋の二階にある休憩所の窓際で煙草の煙をくゆらす。煙が冬に限りなく近い秋の空に向かって昇って、そして、消えていく。女将さんが、正座して洗濯物を片付けたりしている。建物のせいもあると思うんだけど、昭
「金曜日、今週はどんなスタートになるのかねぇ?」相変わらず女将さんと僕でスタートの神楽坂の夜。「こんな時に新規のお客様なんか来てくださるとちょっと楽しいのにね。」「どうして?」「あなただって、たまには違うお客様と話してみたいと思ったりするで