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日記一覧

卒業写真のあの人が優しい目をしてるかどうかは知らないが、僕は近ごろ毎日死んだ魚の目で出社している。先日、高校のときの同級生のヨシキくんが東京に出る用事があると連絡をくれたので、久しぶりに一緒に飲んできました。実に5年とか?6年?7年ぶり?で

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結論から申し上げると、サイッコーにクッソ面白い作品でした。タイトルからわかるとおり、内容はマキアヴェッリの「君主論」について。「君主論」は、1532年に刊行された君主のあるべき態度や政策について論じている本です。現代からするとすっかり古典だけど

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タイトル通り短歌入門の本。なのだが、普通の初心者向け短歌入門本とはひと味違っている。歌手の一青窈が、作った単価を歌人の俵万智に送って、いろいろアドバイスをもらって直していくのだ。一青窈は歌っている曲の歌詞は自分で書いているけれど、この本にな

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ドナルド・トランプ氏とルーザーによる世界大統領選挙の頂上決戦もいよいよ日が迫ってきました。僕が選挙に勝って世界大統領に就任したアカツキには、以下の人々を処刑します。マニフェストです。・アマゾンのレビューで「配送が遅かったので☆1です」とか書

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1932年のこと、国際連盟から物理学者のアインシュタインに依頼があった。誰か好きな相手を選んで、今の文明で最も大切だと思われる問題について手紙を書いてくれ、と。そしてアインシュタインは、戦争をテーマとして心理学者のフロイトへ手紙を書いた。アイン

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『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』の順で、続きもの三部作小説になっている。以前読んだ『悪童日記』メモhttp://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4799115&id=1955638038『悪童日記』がたいへん良かったのでね、三部作で読書会が開かれるというウワサ

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ついこないだ読んだ『文学部唯野教授』の外伝のようなもの。『文学部唯野教授』メモhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1958037126&owner_id=4799115収録されているのは・文学部唯野教授に100の質問・>『文学部唯野教授』から『短編小説講義』へ 聞き手・大橋

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ロカンタンという男が、吐き気を感じるやで〜ということを字がビッシリの日記スタイルで書き記している小説です。主人公の名前はロカンタンですが、内容は簡単ではないですね。難しいですね。ロカンたんっていうと萌えキャラみたい。タイトルは有名なのでいつ

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東浩紀が編集人を務める、現代の評論についていろいろ書いたものを載せてる雑誌、その2。全体としての今回の大きなテーマは「慰霊」ということで、いくつか関連記事的なものが載っていました。面白かったとこをちょろっとメモ。●対談「SFから神へ」筒井康隆

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タイトルの通り、谷崎潤一郎の小説のなかでもフェティシズムがテーマとなっている作品を収録した短編集。『刺青』『悪魔』『憎念』『富美子の足』『青い花』『蘿洞先生』谷崎先生といえば、ドロドロ愛憎系の、性的嗜好の描かれた作風がみどころにひとつですよ

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「ゲンロン2」で東浩紀と筒井康隆が対談してるなかでこの作品のことが書かれてて、面白そうだなーと思ってたところに折りよくブックオフでゲットしました。クッソ面白かった。大学の英文学科の唯野教授が大学内の政治で暗躍したりガクブルしたりする、大学パ

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真面目な人に怒られそうな内容でしたが、とても面白かったです。基本的にはキリスト教の歴史のなかの重要人物や出来事を小説仕立てにしているんですが、登場人物がやくざになっているのだ。キリスト教の歴史における俗な部分を誇張するために宗教用語をヤクザ

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東浩紀が編集人を務める、現代の評論についていろいろ書いたものを載せてる雑誌。という説明でいいんだろうね、たぶん。東浩紀の著作についてはちょっと前に『弱いつながり』を読んだきりだけど、興味深いことをいろいろ書いていたのでもっと読んでみたくなっ

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謹賀新年のルーザー
2017年01月04日03:26

年のはじめの例とて、終りなき世のめでたさを!あけましておめでとう。みなさん今年もよろしく。お互い頼ったり、頼られたりしよう。迷惑かけたり、かけられたりしよう。遊びに行こう、飲みに行こう、話そう。一年の計は元旦にアリというが、僕は例年通りのん

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前半の「サザエさんうちあけ話」は、みなさんご存知「サザエさん」を描いている長谷川町子さんの自伝エッセイマンガです。マンガ形式とエッセイ文&イラストが入り混じっているのですが、どちらもすっごい面白い。文章も上手くて味があって笑えます。戦時中の

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ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデの戯曲。有名な作品『モモ』を僕は実は読んだことがない。お正月休みにのんびり読もうと思って古本屋さんで買いました。いかにものんびり楽しめそうなタイトルだな、遺産の取り合いみたいな話になるのかな〜と思って

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