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日記一覧
- 【これ読んだよメモ】田中慎弥『共喰い』(集英社文庫)
- 2014年02月27日02:49
この作品が一昨年2012年に芥川賞を受賞したというので、いつもバスに乗り遅れ気味のルーザー、たまには世間の話題に追いつくべく読んでみました。収録作品はふたつ。★「共喰い」表題のこれが芥川賞受賞作、まったく予備知識ナシで読み始めたんだが、ほー、こ
- 【これ読んだよメモ】夢野久作『悪魔祈祷書』(現代教養文庫)
- 2014年02月23日17:09
久しぶりに読みました、夢野久作。明治から昭和初期の小説家です。推理小説や幻想小説のようなちょっとダークぽい小説をなんとも特徴的な文章で書いているかと思えば、童話や詩歌の作品まであり、実にいろいろなものを書いている。好きなんですよねえ。今回の
- 人間になる方法はいくつあるのか。来たるべきバースデーの日、フェンス握って目をつぶって、生まれつき羽のない子どもたちが尋ねる。
- 2014年02月23日15:22
2月23日は、中島みゆきの誕生日です。背中にかくしたナイフの意味を問わないことが友情だろうか。さて、僕の誕生日は中島みゆきと同じ日ですので、ルーザーは今日で廿七歳となりました。(ハッピーバースデー)(ブォンコンプレアンノ)(センイルチュッカハムニダ
- たらちねの別れをさのみ嘆くかな あだなる世ぞとかねて知らずや
- 2014年02月18日02:01
芸術を知らぬモテないルーザーが、日曜日に珍しく女の子と美術館へ行きました。僕だってたまには女の子とデートくらいしますよ。これ行ってきましたよ。【特別展】Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―http://www.yamatane-museum.jp/exh/cu
- 【これ読んだよメモ】有川浩『阪急電車』(幻冬舎文庫)
- 2014年02月13日01:52
私鉄で一番カッコイイ車両は、阪急です。異論を挟む余地はないでしょう。関西にお住まいならば多くの人はご存知でしょう、オシャンティなエンジ色の車両。その阪急の短い一路線、西宮北口と宝塚を結ぶ今津線が舞台です。たまたま電車に乗り合わせた人々がトキ
- 【これ読んだよメモ】丸谷才一『文章読本』(中公文庫)
- 2014年02月10日00:59
日本語の文章の特徴や、小説の読み方・書き方のコツを解説してくれる本です。とはいえ内容はハウツー本的なものではなく、心得・アドバイスみたいな内容が中心です。文章の読み方解説といいつつ評論めいたことを書いている箇所も多々あり、これがなかなか面白
- 【これ読んだよメモ】森見登美彦『四畳半神話大系』(角川文庫)
- 2014年02月06日02:03
森見登美彦の小説は、恋に恋するルーザーが読むとやはり楽しいです。僕も黒髪の乙女に恋したいんですけどねえ。四話の短編。いつもの森見小説の設定、冴えない大学生が主人公の青春ラブコメです。大学に入ってばかりのすぐのうきうきした気分で４種類のサーク
- 【これ読んだよメモ】谷崎潤一郎『吉野葛・蘆刈』(岩波文庫 緑55-3)
- 2014年02月04日02:02
年初元日、尿管結石で入院していた僕のところへ家族がお見舞いに来てくれた折り、みなで最近読んだ本について話しました。僕は去年からすっかり谷崎潤一郎にハマっていたものですから、その旨語りちらしたわけです。そのときｶｰﾁｬﾝJ( 'ｰ`)しが、去年芥川賞を取
