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日記一覧

Shizuoka春の芸術祭2008
2008年04月29日22:24

静岡県が舞台芸術に大きな文化予算を投下しているというのは、他県の方はあまりご存知ないでしょう。県としては、中央の静岡市に舞台芸術、西の浜松市に音楽芸術を振興したい、そんなバランス感覚なのでしょう。(同意で伊豆には文学をと、伊豆文学賞を創設し

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4/26の日記で写真をアップした植物の名前が判りました。"アサギリソウ"(朝霧草)と言うのだそうです。皆様からはいろいろと助言を頂きまして、ありがとうございました。すずさんに教えて頂いた、質問コーナーに写真を付けて投稿しましたら、教えて下さった方が

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『エレファント』
2008年04月28日18:08

大概の人は、この映画の行く先を知って『エレファント』を観ている筈だ。特に公開当時に観た人達、また、アメリカ人達はそうだと思う。私は全く偶然にレンタルショップでこれを手にしたので、この範疇に入らない。結末について何の予知も持たずに観た。この映

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『反撥』
2008年04月27日00:25

ロマン・ポランスキーの『反撥』を観た。1965年のイギリス映画。先日トム・ティクヴァの『マリアの受難』を観た(4/16の日記)が、あちこちの評価で『パフューム』の原形を見るとしていた。そして、更に遡ると、『反撥』に行き当たるとの評にもいくつかぶつかっ

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これ何でしょう?その4
2008年04月26日12:06

庭の片隅に昔からあるのですが、名は知りません。以前は、木の鉢に入っていたのですが、雨ざらしにしているうちに、木の部分は朽ちて土に戻り、根は地面に足を必死に伸ばして水分を得るようになったのでしょう。不精な親(私の事ですが)の子、頑張って生き抜い

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オペラ『オテロ』その2
2008年04月25日18:34

S先生のレッスンで観せて頂いたのは、4/6同名の日記の最後で触れた通り、ショルティの盤だった。名盤とはあちこちの評価で聴いていたが、まさにたがわぬできだった。震えてしまった。一応データを確認。演出 エリシャ・モシンスキー指揮 サー・ゲオルク・ショ

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どんな言葉も自分に降りかかってこないものはない。言葉の重み、言葉の痛み、他人事だと思って書き連ねた言葉が、いつか自分の胸に刺さる時がくる。それは本当に自分の心の言葉なのか?自分の肉体の一部なのか?誰かの発言の尻馬に乗った言葉ではないのか?自

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『死んだ男』
2008年04月23日23:59

たとえば霧やあらゆる階段の跫音のなかから、遺言執行人が、ぼんやりと姿を現す。――これがすべての始まりである。遠い昨日・・・・・・ぼくらは暗い酒場の椅子のうえで、ゆがんだ顔をもてあましたり手紙の封筒を裏返すようなことがあった。「実際は、影も、形もな

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4/14(火)に明けたばかりの深夜、BS2の番組「クラシック・ロイヤルシート」で放映されたのは、「ザルツブルク音楽祭2006」。折りしもモーツァルト生誕250年祭に湧いた同地では、6週間の間にモーツァルトの全22のオペラが上演された由。これは、その中から、8月

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3つ歳下の友人が、離婚した。高校時代のクラブの後輩にあたる女性である。しばらく前、おかげさまで無事調停も終わりました、と元気なメールが来た。明るい口調(装っているだけかもしれないが)に、少し安心した。充分じゃないけど、いつ迄も引き摺っているの

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4/16(水)、浜松東映のレイトショーで『線路と娼婦とサッカーボール』を観る。ワンコイン企画との事で、入場料は500円ポッキリである。それでも客は、30人はいなかっただろうなあ。2006年、中米グアテマラのドキュメンタリー映画。原題は『The Railroad All-St

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『クローバー』(島本理生著)がなかなか良かった(’07.3.6の日記→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=735766474&owner_id=3341406)ので、もう1冊と思って読んだのが『ナラタージュ』。前者は、”現れる登場人物達が、次から次へ、ページから立ち上がってくる”

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『マリアの受難』
2008年04月16日23:38

トム・ティクヴァの『パフューム』は良い映画ではあったけれども、後半のトーンとして、理屈や説明が勝ってしまっているところがあり、大変残念に思ったものだ。(→’07.3.22日記http://mixi.jp/view_diary.pl?id=381049905&owner_id=3341406 )『パリ・ジュテ

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『赤い鯨と白い蛇』
2008年04月14日23:58

レンタルショップから借りたDVDを観る。昨年観たいと思いながら果たせなかった邦画だ。出演者は世代の異なる5人の女。それだけで構成される閉鎖的な場における会話劇だ。この映画の為のオリジナル脚本なのだが、舞台劇のイメージが色濃い。閉鎖的な場とは、千

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「柄澤斎 木版画展」
2008年04月11日23:17

昨日、偶々地方紙のウィークリーガイド欄の展覧会案内で「柄澤斎 木版画展」の文字を発見し、これは観に行かなくては!と、今日(4/11金)早速行って来た。浜松市の中央市街にある由美画廊という小さなアート・ギャラリー。初めて行った画廊だ。期間は4/11〜18。

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森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』を読む。角川書店、2006年初版発行。初出は月刊「野生時代」、2005年9月号〜。2007年の本屋大賞2位、第20回山本周五郎賞受賞。不思議な文体だ。擬古典的でいながら、描かれる人間はポップな現代若者のそれ。出だしの1文は

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他人様からは全く意味のない事柄ですので、お読み頂く代物ではありません。どうぞ飛ばして下さいませ。知的活動の月次棚卸しである「観た聴いた読んだ」の編集を少々変更しました。従来、「観た」は【映画他】と【展覧会】とに分解していました。で、オペラは

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楽劇『ワルキューレ』
2008年04月07日22:21

4/4(金)夜のNHK芸術劇場を録画した。ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』から第2部にあたる『ワルキューレ』を、東京二期会が演じたもの。ハイライトである。ところが、これには落ちがついて、観る事ができたのはハーフになってしまった。ハイライトのハ

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オペラ『オテロ』
2008年04月06日14:34

シェークスピア『オセロ』の流れで、4/5(土)、今度はジュゼッペ・ベルディ作曲の『オテロ』をDVDで観る。ベルディ(1813-1901)としては生涯最後のオペラ『ファルスタッフ』の前の作品である。1886年完成、1887年ミラノ・スカラ座で初演。台本は『ファルスタッフ

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S先生のレッスンの予習のつもりで、シェークスピアを原作とする『オセロ』を2種類、図書館で借りてきた。1つは映画、もう1つはオペラである。4/2(水)、まず映画の方をビデオで観た。1952年モロッコ(!)製作のいわくつき映画だ。製作・監督・脚本 オーソン・ウェ

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3月の観た聴いた読んだ
2008年04月01日17:46

■3月の観た=【映画】(含むビデオ,TV) 19『「闇」へ〜taxi to the dark side(TV版)』アレックス・ギブニー 20-10『明日への遺言』小泉尭史 21-11『この道は母へとつづく』アンドレイ・クラフチューク 22『愛と哀しみのボレロ(完全版)』クロード・ルルーシュ

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=447814&media_id=2http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=447798&media_id=20上が毎日、下が読売の記事。同じ題材でも、トーンは大分違う。毎日には思想があるが、読売は事実をさらりと披歴しただけの感。それにしても、

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