昨今の縄文ブームには、ちょっと落ち着かないものを感じている。私はなんとなく、現在の日本は縄文期からまっすぐに育ってきたわけではなく、あるタイミングで、大陸=稲作=弥生的な新勢力、より賢くてより強い力が縄文に取って代わり、そこから卑弥呼そして
これまで紹介しきれなかったロシアの食べ物を、いろいろ披露いたしましょう。ロシア料理といえば、ボルシチ、ピロシキ、ビーフストロガノフ、そして飲み物は、ジャムを入れたロシアンティーとヴォトカというのが、食べたことがあるかどうかはともかく、日本人
(モスクワにて。まさかのロシア美女写り込み)最初の頃にも書いたけれど、滞在中、我々は数えるほどしかペクトパーへは行かなかった。え?ペクトパーってなぁに、ですって?あっ、すみません、ロシア語キリル文字表記でPECTOPAH、ローマ字に書き移すと、REST
朝7時、前日サバイバルのあげく勝ち取ったボートのチケットと、FAN IDを首からぶら下げた我々は、トラムでカザン港へ向かった。港に着いてみると、すでに相当数の観光客が乗船を待っている。みな、個人客のようだ。彼らはどうやって船のチケットを手に入れた
カザンの街の中心、タタールスタンの民族詩人の名前を冠したトゥカイ広場は十字路になっていて、南北に観光のメインストリート、バウマン通りが走り、東西に片側4車線くらいの道路がつっきっている。十字路の真下は地下鉄の駅、その周りに、有名なグム百貨店
カザンへは、ロストフから一旦飛行機でモスクワに戻り、夜23時ごろ発の夜行寝台で向かった。前述した通り、W杯期間中は、ファンIDを持っていれば(=試合観戦者であれば)試合前後の公共交通機関が無料になるという特典がある。例えば市内の地下鉄やトロリー
カザンの観光プランを立てていると、そこから日帰り圏内に2つ、世界遺産となっている遺跡があることがわかった。 ひとつが、スヴィヤズスク(Sviyazhsk)という、16世紀にイワン雷帝の命令でヴォルガ川の中洲にたった4週間で建設された城塞島だ。カザンからは、
スターリングラードとレニングラードの区別も覚束なかった自分が、ロシアについて詳しいわけがないのだが、広いロシアで、半分よりこっち側は黒や濃い茶色の髪をした人々の多く住まうアジアの文化圏で、ロシア正教もさることながら、昔からイスラームがそれな