人食いサメとか人食い熊とか人食い虎のニュースに接すると、私たちはショックを受けます。これは「殺人事件」のショックと同時に「食物連鎖の頂点の位置している」という「人類のプライド」が傷ついているからかもしれません。【ただいま読書中】『ヒトは食
地球が寒冷化していたときに、氷河などに水を取られるから海面は今よりぐっと下がっていたそうです。すると、当時の浜辺の集落の遺跡は、当然今は海の底。昔について正確に知りたかったら、海底をどうやって発掘するか、の方法論を検討する必要がありますが
昨夜久しぶりに街に出たのですが、道はすごい車の量、街も人の波でした。会話を聞くと、御用納めで今日は楽しもう、ということだったようです。 うらやましいなあ。私は今日もお仕事です。ま、毎年のことですから慣れっこではあるのですが。仕事があるのは
「つべこべ言うな」と言われたら「こべつべ」と言い返すのはどうでしょう。少なくとも「つべこべ」とは言っていません。ただ、続けて言うといつの間にか「つべこべ」に戻ってしまう可能性があるのが、難点です。【ただいま読書中】『高速道路の謎 ──雑学
「塩蔵」……塩の保存庫「腹蔵ない」……内蔵がなくて腹は空っぽ「私蔵」……私の蔵です「蔵書」……蔵が必要なくらい本を持ちたい……私の個人的夢です「死蔵」……死体置き場「地蔵」……地下の保管所「大蔵省」……大きな蔵を誇りとするお役所「蔵王」……
各個人はまったく別の人間ですから、結果として格差が生じるのは仕方ないと私は思っています。ただ、格差が固定する(金持ちの子は金持ちになるだけ、貧乏人の子は貧乏になるだけ)はよろしくないでしょう。これでは格差が「結果」ではなくて「原因」ですか
世界平和が実現したとして、喜んで世界中の軍備を撤廃したら、大いに喜ぶ人がいます。テロリスト集団です。武器商人や軍需産業が“失業”したらテロリストの装備も貧弱になっては行くでしょうが、それまでに手持ちの武器や手製爆弾などで大いに暴れることが
もし確実に「世界平和」が実現できる手段が見つかったとしても、話は簡単には進まないでしょう。妨害者が出現しますから。まずは武器商人や軍需産業。彼らは失業を望まないはずです。特に軍需産業は多くの国で政権と密接な関係を持っていますから、自分たち
寒くなると私の楽しみは駅伝の鑑賞です。先日は高校駅伝があったのですが、いやあ、あの躍動感と疾走感はすばらしいものです。青春時代の思い出が心の中に蘇ります。ただ、ちょっと気になったのが、多くの選手が時計を気にしていること。いや、途中のペース
夫婦別姓反対派の主張の一つとして「少数派は黙ってろ」というものがあります。しかし私はこの主張には反対です。だってそれが“正しい”のだとしたら、もしも「夫婦別姓(事実婚)」が“多数派”になったら、こんどはすべての人に「夫婦別姓」が強制される
「花」……草冠の化け物「花壇」……花で作った壇「花形」……花の形「花粉」……花の粉末「花柄」……花の柄「草花」……草の花「火花」……火炎放射器つきの花「花火」……花の火事「死花」……死んだ花「生け花」……花を生かす技術「石花」……化石となっ
悪人は人を簡単に信じないし、騙されるよりは騙す方に回るでしょう。ただし、詐欺の被害者が善人ばかりかと言えば、そうではないでしょう。「悪意」「騙すテクニック」で相手に負けただけの悪人の可能性もあります。 ついでですが、完全な善人であっても、
アメリカ大統領選でトランプ氏の過激発言が注目を集めています。これで私が思ったことが二つ。1)ヒトラーも最初は「過激なことを言う無害な奴」でスタートしました。2)過激発言に注目する、ということは、大統領候補として本当に問われるべき別の大きな
地球には多くの星から光が届いていますが、ではその逆はどうでしょう。どのくらいの星に地球からの光が届いているのでしょうか? 少なくとも土星軌道からはうっすら青い光点として見えるそうですが、それより遠くではどうなるのかな?【ただいま読書中】『
女性差別とか人種差別をする人は、自分自身のことを「他人より生まれながらに優越していて、他人を支配できる王様(あるいは貴族)」だと思いたいのでしょうか。【ただいま読書中】『隅の老人【完全版】』バロネス・オツルィ 著、 平山雄一 訳、 作品社、2014
自分自身が道徳的であろうと努力する人間は、自分がまだ十分道徳的ではないと自覚できる程度には道徳的です。だから道徳的に向上することが必要だ、と判断でき、そのための努力ができる(本当に不道徳だったら、そういった自覚や努力とは最初から無縁でしょ
フランスには「人間と市民の権利の宣言(フランス人権宣言)」があり、アメリカには「独立宣言」があります。憲法には改正手続きがありますが、宣言にはそんなものはありません。つまり「宣言」は「建国の理念」を時代を超えて伝える存在、と言えそうです。
死 先日高速道路を走っていたら、インターチェンジの合流点であやうく事故になる寸前の二台を目の前で見ました。走行車線で私の前を走っている車の直前に合流車が無理矢理割り込んできたのです。これ、後方確認が不十分なまま合流してきた車に非があるとは思
西野カナの「トリセツ」というのは、「人間に取扱説明書がついていたら」という面白い発想の歌ですし、その内容もまた面白く捻ってあります。 ただ、かつてのウーマンリブ全盛期だったら、闘士たちが「女性にトリセツがついている、というのは女性を(男性
私はこの原稿をマック+atokで書いています。で、先日MacOSを「10.11.1」から「10.11.2」に上げたところ、なぜかatokが行方不明になってしまいました。これは困った、とネットで質問をしようとしたら、標準装備の日本語入力プログラムであることえりもなぜ
最近の日本では「小学校のチャイム」「保育園の子供の声」も「騒音」として苦情が言われる時代になりました。そのうちに「お寺の鐘の音」「救急車のサイレン」にも「静かにしろ!」の叱責が下されるようになるのでしょうか(西欧では実際に教会の鐘の音に対
中学生の時に琵琶湖を初めて見たときにはその巨大さに驚きました。日本地図を見たら位置がまた絶妙のところにあります。琵琶湖が“巨大な障壁”として働くことによって本州での人や物の流れは絞られて集約され、東西と南北のルートがきれいに琵琶湖周辺でク
今日読んだ本にはアメリカで「スイカは野菜か果物か」の論争があったことが紹介されています。ところで日本の農林水産省の定義では「野菜は草本性、果実は木本性」とされています。つまり、スイカもイチゴもメロンも、日本ではすべて野菜なのでした(「日本
赤身肉(哺乳類の肉)や加工肉(ソーセージやベーコンなど)には大腸癌になる危険性が、というWHOの報告があちこちで取り上げられていますが、「人間に発症する癌全体」が一定ならその内訳で「何かの癌が増える」ということは「別の癌が減る」ことを意味
私が子供の頃には「知らない人に声をかけられても、ついていってはいけません」と言われていました。 今、殺人事件の過半数の犯人は家族、強姦事件の過半数の犯人は知人、だそうです。現代社会では、知っている人の方がアブナイ、ということに? 【ただい
日本という国家は、公民権に関しては株式会社の論理で動いているように私には見えます。一口株主が実に多くいますが、実際にこの国を動かしているのは大株主たちです。 株式会社だったら別に問題はありません。問題は、公民権は憲法では「平等」と規定され
雨が降ったら私は(持っていたら)必ず自動的に傘を差しますが、なぜ雨に濡れたらいけないんでしょう。冬に遭難しているときに冷たい雨に濡れたら死ぬ危険がありますが、都会だったらまずそんなことは考えられません。どんな短時間でも濡れないことを選択す
ストラディヴァリウスのヴァイオリンは特別な名器なのだそうです。しかし、テレビでその演奏を見たときには、そこまですごい音とは私には思えませんでした。これはスピーカー(それも貧弱なもの)を通しているから私がそう感じるのであって、じかに聞いたら
「豊かな老人のせいで自分たちが不幸なのだ」と老人を敵視する若い人たちが忘れている大切なことがあります。もしも「老人から取り上げる」政策が実行されたとしても、「取り上げられたもの」が若い人の所に届けられるという保証はないのです。その両者をセ