昨日は、2月26日ということで、「二二六事件」のことでも書こうかと思ったが、過去に書いたことに特段付け加えることがなかった。というわけで、1か月ほど前に神田神保町で買った本について書く。2月26日の夕方、神田のバーでピアニスト廣田ゆりさんの
ドナルド・キーン氏については、何度か日記の中で取り上げたことがある。僕が同氏に関心を持つのには、主に二つの理由がある。ひとつは、彼の日本文学研究家としての日本文学に対する見方が、他の日本文学者(国文学者)とは違ったユニークなものであり、興味
「思索などをする奴は緑の野にあって枯れ草を食う動物の如しとメフィストに嘲らるるかも知らぬが、我は哲理を考えるように罰せられているといった哲学者(ヘーゲル)あるようにも、一たび禁断の果(み)を食った人間には、かかる苦悩のあるのも已むを得ないこと
「寛政蝦夷乱取調日記 上・中・下 / 新井田孫三郎(カンセイ エゾラン トリシラベ ニッキ)成立年 寛政1年 (1789)形態 複写(自筆本 3冊) 25cm資料注記 国会図書館所蔵本内容説明 寛政元年、北海道東端のメナシ地方およびクナシリ島で起ったアイヌによる和人襲
スピノザの『エチカ』の読書会に行ってきた。スピノザ研究家でもある國分功一郎先生の講演もセットされており、なかなか面白く、勉強になった。この企画が提案されたとき、國分先生は反対されたのだそうだ。この読書会には、「課題本の読了」という「参加条件
デカルトの「神」の概念について、以下のようなコメントを見かけた。 「定義から得られるものは神は実体であり、存在そのものであるということでしょうか?」 「スピノザ著『エチカ』を読む」トピック[2] https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=
「たくさんの哲学者がいて、たくさんの哲学がある。それらをそれぞれ、スマホやパソコンのアプリ(アプリケーション)として考えることもできる。ある哲学を勉強して理解すれば、すなわち、そのアプリをあなたの頭の中に入れれば、それが動いていろいろなこと
「二条の后の春のはじめの御歌雪のうちに春は来にけり鶯のこほれる涙いまやとくらむ」二条后(古今和歌集)昨日(2月4日)は、立春。今日(2月5日)は、旧正月(の元旦)。あけましておめでとうございます(笑)。ニュースによれば、「気象庁は4日、北陸地