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日記一覧

 タナ湖畔のレストランで昼食をとった僕たちは、中型バスに乗ってゴンダールを目指した。◎バハルダールより北へ、両側に畑の広がる舗装道を行く ゴンダールは、日本で言えば江戸時代頃にファシリデス王によってエチオピアの首都と定められた古都だ。タナ湖

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 マーケットの先見性からすれば、イギリスのEU離脱(Brexit)は、もはやなくなったのかもしれない。◎EU離脱の是非を問う国民投票まであと1カ月弱 来月23日にイギリス全国で実施されるEU離脱の是非を問う国民投票まで1カ月を切ったが、今月上旬を

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 停滞の時代に入ったスターリニスト中国で、中でも撫順の炭田と鞍山の鉄鉱山を抱える遼寧省は、不振が著しい。◎「まじめにやれ」と2度もおしかり 遼寧省をめぐる最近のアネクドートに、今のスターリニスト中国の官僚の弾く経済統計について面白いものがあ

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 新聞のある記事写真に、目がとまった。写真は、大きな人物像だが、その台座に「陳独秀」とある(「陳」は簡体字)。簡体字が使われていることから、中国の石像であることが分かる。 あのスターリニスト国家で、陳独秀の像があるとは――。ひときわの意外感

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 シリアとイラクで、それぞれ反ISIL(自称「イスラム国」)の連合勢力が、ISILの主要占領地の奪還作戦に乗り出した。◎クルド人部隊ら、「首都」ラッカの奪還作戦始まる ISILにとってただの残酷なテロリストに転落するか、それとも自称「国家」

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 日本を初め、世界を洗う超低金利の波は、ついに行き着くところに行き着いたか。 例えばヨーロッパの小国アイルランド。つい先だってジャガイモ飢饉の話題を取り上げたあの国で、3月末、ついに年限100年の国債が発行された。◎償還は2116年、保有者

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 タナ湖を見下ろすレストランで、テラピアの昼食を堪能した。 食事を終え、1人、出入り口に向かうと、壁に架かった3人の並んだ肖像画に気がついた(写真)。エチオピアに来て、まだたった2日なのだが、中央の軍服の人物だけはすぐに分かった。ただ3人の

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 僕たちの一行は、元来た道を青ナイル川の渡しまで歩いた。途中で、村の重要な「建築資材」を見た。太さ10センチ未満の丸太を積み上げ作業をしていた(写真)。◎細い丸太しかない国 この丸太を立てて、住居の骨組みを造り、その上に泥を塗っていく(写真

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 成り上がり金満家の品格のなさが露呈された1エピソードである。 イギリスのエリザベス女王が、昨年10月に国賓として訪英したスターリニスト中国の習近平一行(写真下の上の左の人物は女王の夫君のエディンバラ公フィリップ王配)の行状に対し、「とても

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 20日、台湾で反大陸・反共産の民進党の蔡英文政権が発足した。 スターリニスト中国の蔡政権を迎える胸中は、蔡政権の発足の前にとられたいくつかの政策で明らかである。◎蔡政権嫌がらせで西アフリカの小国ガンビアと復交 まず3月17日、スターリニス

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 箱根の小田急・山のホテルの庭園の「つつじ・しゃくなげフェア」は、一部は花が終わっていたが、全般的には花盛りであった。◎好天も富士はうっすらと霞む ここでの1番のビューポイントはホテルのレストラン前で、白、紫、赤などのツツジの花叢の向こうに

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 富士市中央公園のバラ園を観た後、僕たちのバスは、箱根へ向かった。 東名高速などを経て、国道1号に入ると、しばらくしてガイドさんが左側に「スカイウォーク」が見えます、とアナウンスしてくれた。◎スカイウォークを車窓越しに観る テレビで視たこと

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 乾季のため迫力のない青ナイルの滝を観望した後(写真=枯れた滝。雨季はここまで水が流下する)、僕たちは、青ナイル川峡谷を下り、そこを渡す吊り橋に向かった。 吊り橋の幅は、約1メートル(写真)。人が通るには十分だが、家畜は無理だ。◎青ナイル川

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 13日、9時20分に慶雲館を出発、ゆっくりとしたスタートだった。起床から出発まで、渓谷のちょっとした朝の散歩の他、かけ流し温泉に2度、入った。 前日は2カ所の花の旅で、今日も2カ所である。五月晴れに恵まれて、まさに花の旅である。◎中央公園

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 僕らの一行の泊まった超老舗温泉宿の慶雲館は、早川町の山の中にある。西は長野県境があり、赤石山脈の東麓である。宿は、急流の早川に接し、川のすぐ向こうは絶壁だ(写真)。 日本第3の高峰の間ノ岳(3189m)は、この崖の向こうにある。◎断層帯を

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 ブラジルの大統領ジルマ・ルセフがついに「停職」となった。 同国上院が12日、ルセフに対する弾劾法廷設置を賛成55票、反対22票、棄権1票の圧倒的多数の賛成で承認した。これにより、裁判開始とルセフの6カ月間の大統領職務の停止が決まった。◎ル

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 雨男で、デスバレーなどの砂漠でも雨に降られる僕にすれば、例外的に(苦笑)天気の恵まれたバスツアーであった。◎バスツアーに参加 東京駅出発のツアーバスで、1泊2日、花の名所4カ所めぐりの旅である。宿泊も、開湯1300年でギネス認定という山梨

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 広いアフリカをすべて回ったわけではない。むしろほんの僅かを、垣間見たに過ぎない。南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ザンビア、モロッコ、エチオピア――国にしたところで、たったそれだけだ。◎蚊によって媒介される要警戒の疾病=黄熱病 それでも次

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 ゴールデンウイークが明けても、1年で最も快適な季節に入る。梅雨のうっとうしい時期まで、束の間のベストシーズンを楽しみたい。◎昔、夏の夜は雨戸も閉めないで寝ていた 梅雨の後半になると、もう日本の夏はエアコンなしには夜を眠れない。今では、窓を

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 タナ湖を源流とする青ナイル川は、ここ青ナイルの滝で瀑布となる。その後、アビシニア高原を深く削って白ナイル川と合流する青ナイル川の出発点だ。◎雨季には壮大も、乾季はちょろちょろ 僕たちが今朝出発してきた湖岸の都市バハルダールより下流約30キ

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 青ナイルの滝の入り口のインフォメーションの臭いが全身に染みつくようなトイレで小用をたすと、僕たちは青ナイルの滝に向けて歩く。道は、平坦地の畑の中を通るので、きつくはない。◎渡し船で青ナイル川を渡る 5、6分ほど歩くと、川に出た。青ナイル川

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 北朝鮮ならず者集団で、6日から第7回党大会が開かれている。金正日時代は1度も開かれず、金日成時代以来、実に36年ぶりということだ。◎西側メディアは大挙して平壌に押し寄せたが 金正恩体制の体制固めに関して、何か重大な発表が、と日米欧中12カ

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 現代人が、主としてヨーロッパで繁栄したネアンデルタール人とシベリアのデニーソヴァ洞窟に小指骨(写真下の上=デニーソヴァ人の小指の骨の位置)と大臼歯(写真下の下)をわずかに痕跡として残すデニーソヴァ人と、かつて交雑したことは、現代人のゲノム

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 悪路を青ナイルの滝に向かう途中、現地ガイド氏の判断で寄ったエチオピアのごく普通の農家では、まさにインジェラを焼いているところだった(写真)。これから、朝食なのだ。◎家は一間きり、炊事と食事は戸外で 写真でも見られるように、エチオピアの農村

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 なぜアイルランドで、これほどジャガイモがもてはやされたのだろうか。 それには、アイルランドの特殊な地質条件がある。ここは、1.1万年前までの氷河期にスコットランドと同様、厚い1枚の巨大氷床に覆われていた。今の国土は、氷床が退いた痕なのだ。

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 ある休日、たまたま立ち寄った都内某所で古本市が開かれていた。少し時間があったので、ちょこっとのぞき、結局、数日後の小旅行に持っていく岩波新書1冊を買った。2008年刊行の『ジャガイモのきた道』(山本紀夫)である。◎世界で唯一、穀物に頼らな

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 ハナミズキが、まるで木全体を染め上げるかのように白い花を咲かせている。ハナミズキには白花も紅花もいろいろあるが、白花の方が清楚な感じがして好きだ(写真)。 ある街で、街路樹の並木がすべてハナミズキで、それが真っ白に咲き誇っていて、それには

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 本日は、憲法記念日である。今から69年前の1947年のこの日に、憲法が施行された。この間、曲がりなりにも日本は、1人も戦争犠牲者を出さない戦争のない平和な時を送れた。◎今の平和は何もしないで得られた平和ではない しかし、それは先人のたゆま

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 去る4月26日は、ソ連のチェルノブイリ原発事故の30年だった。◎スターリニズム官僚国家の必然 史上最悪の放射能汚染事故は、旧ソ連の秘密主義と官僚制のいい加減さで、起こるべくして起こった事故だった。原子炉を覆う格納容器すらなく、減速材が木炭

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 自分の決めたことがどんなことになるか、分かり切ったことを敢えて実行するのは、信念なのか、それともアホなのか、あるいは誰かに気兼ねしたものなのか――28日の金融政策決定会合で黒田日銀が追加緩和を見送ったことで、マーケットは予想どおりに反応し

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