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日記一覧

小さい頃から知る事が好きだったが、勉強はほどほどだった高校二年生男子、成田頼伸が、夏休みにモスバーガーでオニポテをつまみながら文庫を読んでいると、隣席の女性二人組が暗号らしきものを解いているところに気づく。ちらっと見た数字の羅列。二人しかい

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十年以上にわたって翠星学園の弓道部で弓道指導を行っていらした教士六段の棚橋先生が亡くなった。凛もお世話になっていたが、彼女が高等部に上がった頃から体調を崩され、ほとんを弓を引く事もできなくなっていた。三年生の本多部長に代わり、部長になった凛

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「あっれー?」まずこの本の奥付や初出などを見て気づいたのは、単行本版が発売されたのが2019年という事。う〜ん、この頃はコロナウイルスの騒ぎ始め(?)だったから、情報を見逃したかなあ?無念・・・(がっくし)と…いう事を言えるのは、文庫購入してすぐ

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かつて京都の女性専用アパートで暮らしていた3人の久しぶりの再会、亡き夫と暮らした神戸での不思議な偶然、赤羽で恋人との別れのヤケ食いを下戸向きに行う女性と付き合う友人と、様々な思い出と共に美味しくいただける色んな食べ物あれこれ。どれも甲乙つけ

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冒頭の主人公は旅行会社の社員で、このコロナ禍に苦闘している。元々、好きなものを突き詰める性格と、我慢し続けのお客様のたまの楽しみを増やしてあげたいという思いから、旅行日程にイベントを詰め込み過ぎるとの評価をいただいている。彼自身も旅行好きな

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『またあおう』畠中恵
2022年07月21日20:02

今回の物語の中では、冒頭こそ若だんなが出てきましたが、その後は妖たちが中心となって様々な問題を解決していきます。それはそれで楽しいのですが、少し寂しい気がします。特に巻末の話にもなると、ずいぶんと時が経ったようで、若だんなは長崎屋を継いでそ

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どんな食材でも百の料理にするという『百珍屋』の幟を掲げた少女・千夏が、酔っ払いのチンピラに絡まれているところを助けてくれた髭面の大男。そればかりかそのチンピラが台無しにした調味料などを弁償までしてくれた。縁もゆかりもないのに、と不満顔の千夏

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誰でも思いつく駄洒落のタイトルではありますし、私もSNSで同・駄洒落をアップした覚えがありますが、それだからこそ馴染みやすく、元々、川端さんの作品には、フィクション、ノンフィクション共に読ませていただき楽しんでいますので、今回も手に取りました

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五鈴屋が浅草田原町に江戸本店を開いて、十年も経っているのですね。一時は、呉服仲間から外され苦汁を味わった幸を始め、五鈴屋の人々でしたが、浅草の太物仲間の協力も得て、様々な障害と妨害のある中、今回も「買うての幸い、売っての幸せ」だったかな?そ

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苺のショートケーキ。しかも、ホールケーキをめぐる連作短編集です。あんこが続いたので、たまには洋菓子ってことかと思・・・ったりはしませんが(笑)冒頭の話は、小学校時代に両親が離婚して、母子家庭で一人っ子として育った二人の少女。彼女らが結成した『

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『風の港』村山早紀
2022年07月04日19:54

空港を舞台に、例えば、夢半ばにして故郷に戻る漫画家、ここの書店に勤める女性、空港を遊び場のようにして育った、女優と50代で小説の新人賞をとった女性、世界に花を咲かせる魔女などが、すれ違ったり交流したり、再会したりする連作短編集です。辛いこと悲

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著者へレーン・ハンフ女史と英国の古書店マーカスの書店員との書簡集です。彼女がこの書店に欲しい書籍のリストを送った事から、手紙のやり取りが始まります。このハンフ女史、当時はハンフ嬢。ユーモアと言えば聞こえはいいかもしれませんが、本がなかなか届

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夫の交通事故死をきっかけに、松井波子が子ども食堂を始めて5回目。もう、なのか、ようやくなのかは分からないが、ボランティアスタッフにもここを訪れる人々にも色んな事情があり、様々な考えがある事が分かってきた。冒頭から、子ども同士のケンカがありま

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いつの間にか、この本が発売されてから十年以上経つのですね。当時、この作品に関しては世の中で色々とありましたので、読んでも雑念がありそうで、あえて避けていましたが、久々にタイトルを目にする事がありましたので、今回は読んでみました。こうして読み

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表題作は昭和初期の日本を舞台に、身体に障がいを持つ少女たちを集めた見世物小屋での残酷で耽美な出来事が、描かれます。他の収録作品も、耽美でありながら醜悪、しかも、どれにも百合的要素があります。私としては中でも、道成寺の安珍・清姫を実体化させる

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「猫俳句大賞」の第一回から第三回までの、大賞から入選作品までを載せた本です。私がこの本を買った理由は、第二回のゲスト審査員が新井素子さんだからというのが大きいです。とはいえ、第一回の町田康さんが選ばれた準賞作での、凍て星とアルミ皿の対比が上

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恩田さんの読書エッセイ・・・と、言っていいのですよね?その3冊目です。そう言いつつも出だしは夢日記なのですが、物語性のある夢をよくご覧になるというのは、才能なのか、あまり眠れていないせいなのか、難しいところですよね?恩田さんの健康も気になり

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多分、再読ではありますが、今回の方がより楽しめたと思います。同じ弓道をやると言っても考え方は人それぞれで、教科書を素直に受け止めて理想を極める人、勝つ事に価値を見出す人、この物語の最後の方では、弓道を手段にして他の分野で上に行こうとする人な

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行きつけの書店で面陳になっていた、書店員さんのお仕事コミックエッセイです。久世番子さん以来の書店員さんコミックエッセイだったので(他にもあったら、ごめんなさい)早速、購入しました。久世さんも面白かったのですが、こちらはこちらで、仕事について

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創也と内人の砦に入る路地に、大量の部品が捨てられていた。ただでさえ細い路地、どけないと砦に行けないので、二人して部品を集めた。内人が資源ゴミや粗大ごみの回収日の確認をしていると、意外にも創也が組み立てると言いだした。完成してみると、ジューク

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地球が滅びかけている未来。ドクター・アヴラーナ・カーンと彼女の仲間たちは、生物の居住可能な惑星を探し出し、テラフォーミングして、知能強化ナノウイルスを施した猿をそこに住まわせて、ゆくゆくは人が移り住む時の補佐役、兼、従者として育てる計画を立

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時の経つのは速いですねえ。梶尾さんもあとがきで書いておられますが『有機戦士バイオム』が出たのが、1989年とあるのを見て、ひっくり返りそうになりました(苦笑)そればかりでなく、高橋酒造さんのホームページでの連載も、ショートショートだけで本ができ

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フジツボのママと、なごみクラブのマネージャーによる不景気への愚痴と、互いの不幸自慢から始まった今回。優勝は、小学生の由加ちゃんだったりします。また、マネージャーとオーナーとの会話では、様々な状況の変化についての深い話が展開されています。他に

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プリザベーション連合に、ひとまず落ち着いた弊機。と言っても、ミステリー・メディアに耽溺させ続けてくれるわけもなく、早速、プリザベーションのモールで死後四時間の他殺体が見つかり、メンサー博士が、弊機について決してマーダーボット(殺人機械)では

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久しぶりのエジプト展、もう、始まる前から「行きたい、行きたい」と、職場でも言っていたのですが、ようやく行ってまいりました。今回の展覧会では、森川智之さんがナレーターを務めるとも伺っていましたし、たまにはと思い、音声ガイドをお借りして入室。プ

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鈴木勢太33歳。未婚だが子持ち。北海道札幌方面西方警察署刑事課に勤める警察官。そんな彼が、担当していた事案の確認のために出向いた小樽市で、高齢者の運転する暴走自動車から老婆をかばって倒れてしまい、意識が遠のいていった。やがて意識を取り戻したと

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このタイトルから、ぶたぶたさんが運送業でもなさるかと思ってはみたのですが、ぶたぶたさんご自身が物理的に潰れてしまわれますよね?(笑)と、いう訳で、ぶたぶたさんやその周りの人々のお引っ越しのお話です。冒頭の物語は、現実にありそうに思えました。自

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学校を卒業したてのフォトグラファーの桂樹里は、花咲小路商店街二丁目の〈久坂写真館〉にカメラマンとして採用された。ここの社長は若くして四代目を継いだ久坂重さんが写真を撮ろうとしないのは、彼が人間を撮ると例外なく幽霊みたいなものが写るからだとい

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今では大作曲家として扱われているヨハン・セバスティアン・バッハですが、存命中は当時の文化後進国(と見られていた)ドイツでも田舎の方に生まれていたので評価されず、保護してくれるような時の権力者がいなかったので、不遇な人生だったそうです。またモ

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日本に生まれ育ち日本語しか話せないが、日本とドイツとロシアに加えて中国系マレーシアのミックスで、外見は残念な多国籍と言われ、子ども時代はいじめられっ子だったザックこと、松田英太は大学1年生。いじめられっ子だった事が尾を引いて、アルバイトもな

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