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日記一覧

私はこれは日本国の大きな欠点であり、この哀れむべき者を傍観するのは同胞として忍びがたいと思い、政府にその解放を建白したところ、政府は早速これを受入れて娼妓解放令を明治5年10月2日に発した。この御布告に従って考えると、我が皇国内において人身

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◇昨日、医師会と自民県議との懇親会が行われた。公認候補を支援する担当医も既に決められている。私は、「今期で引退します。後継者の萩原ゆうじ君は、一番厳しいので宜しくお願いします」と挨拶した。開業医の先生が本気になってくれれば、その影響力は大き

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◇大澤知事は24日の県議会で、県民総参加により特殊詐欺を防止する決意を述べた。金融機関や被害防止に関わる業者などに参加を求める。既存の防犯組織を改編して特殊詐欺対策にあてるのだ。受け子が接点をもつ、タクシー、鉄道、配達業者等にも参加を求める

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◇一般質問の第一日目。織田沢幹事長の質問に対して知事は正式に3選出馬の決意を述べた。野党のある議員が2期8年という公約だったではないかと質したのに対し大澤知事は次のように答えた。「公約は守らねばならない。この間、公約の多くを達成した。そして

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◇地方創生と人口減対策は密接な関係にある。人口減を食い止めなければ地方創生は出来ないからだ。今議会でも重要な課題となっている。さて、人口減対策の重要な柱の一つは大都市への人口移動を食い止めることだ。 妙案を見つけることは難しい。県議会でも重

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◇無投票の地方議会選が増えている。その意味するものは何か。その原因はどこにあるか。ある調査によれば、昨年は全国の市区町村議員選挙で17.2%が無投票であった。30歳の若者・「萩原ゆうじ君」で必死の渦中にいる者とすれば信じられない数字である。

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◇その後の動き群馬の廃娼は2人の知事の罷免を乗り越えて貫かれた。それはその後どのような経過を辿ったか。廃娼の動きは全国に広がり、いくつもの推進団体が生まれた。それは、楫取が播いた種が成長した姿であった。以下では廃娼推進団体で発せられた発言の

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 楫取の廃娼決定はこのように紆余曲折、波乱の道を辿った。これは廃娼ということがいかに困難な事業であるかを物語る。楫取の決断がなければ実現しなかったことは明らかである。 楫取の後、佐藤、中村、草刈の各知事を経て古荘嘉門知事の下で決着となった。

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◇警察官の10歳女児誘拐未遂事件にショック。逮捕されたのは渋川署の24歳の巡査。私は文教警察常任委として警察官の綱紀粛正につき発言してきた。「パパが交通事故に遭って入院した。すぐに来てくれないか」と誘い出そうとした。「かわいかったので仲良く

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◇県議生活の約27年が間もなく幕を閉じる。3月2日の一般質問の大取りで私は初代県令楫取素彦を取り上げる。平成24年の5月議会で取り上げたことに続く。この間に楫取に関して変化もあった。本会議に於ける2回の楫取の登場は県議会の歴史に残るだろう。

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◇また東北に大地震かと思った。17日、岩手県沖で2つの地震が起きた。朝のは、震度4、M6.9で津波警報が出た。そして、午後のは、震度5強でM5.7。誰もが一方が他方に影響したと思ったろう。気象庁は、2つについて「直接的な因果関係はあまりない

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◇人口減社会の海に向かう日本丸。今必要なのは勇気と自信。日本人は、これまで、危機の荒海を乗り越えてきた。その最大なものは、幕末明治と敗戦後の社会である。明治維新は若者が中心となって新しい扉を開いた。敗戦は全ての国民を飢えの渕に立たせた。昭和

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◇昨日、駅ビル・メトロポリタンで国会議員、県会議員の合同会議が行われ、途中で大澤知事が現れ3選出馬の決意を述べた。知事は用意した文章を長々と読んだ。それは2期8年の業績を振り返るものだった。 その中には、人口減問題に取り組むこと、不退転の決

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 草刈の動きは誠に急であった。明治31年11月18日付で存娼令を公布したのだ。着任以来3ヶ月余りの早業(はやわざ)で議会と世論の無視もいいところだ。「貸座敷営業地を左の場所に指定す」として、前橋市、高崎町、一ノ宮町、桐生町、館林町、沼田町の、

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◇草刈親明知事事件 これで全て落着かと思われたが存娼派の抵抗はまだ止まなかった。存娼論は執念深い蛇のように息の根を止められたと思うと息を吹き返す。その命の源は社会の底流にあって、時に死に体の大蛇に妙薬を提供するかのようだ。最後のあがきともい

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◇200基を超える原発計画。隣国中国の懸念される原発増設は我が国の脅威だ。中国大国を新幹線で走ると至る所に火力発電の太い煙突が目につく。燃料は多くの場合、石炭だからCO2のもとだ。世界の工場、第二の経済大国になってエネルギー不足は深刻。そこ

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◇昨日、裏千家の茶会に出た。時間が惜しいという気持ちがあったが、忙中閑あり、濃い茶をすすり、和菓子を食べる中で心が静かにふくらむのを感じた。茶席で福田元総理夫人と話した。「先日の日中友好の会で中国大使夫人汪婉さんと話しました。その時歴史が動

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なぜなら知事は政府が任命する天皇の役人である。今日と違って議会より上位の存在なのだ。だから、議会に追い詰められた知事を辞めさせることは議会に味方して知事を追い落とすことになるからだ。もっとも、県議会の人たちはこのような理論を理解していなかっ

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◇昨日、日中友好協会の新春交流パーティーが行われた。開会前の一時、利根川を臨む一室で私は中国大使夫人汪婉さんと対談した。「日本は中国に悪いことをしたことばかりが報じられますが、明治の初め中国から大変感謝されることをしました」、「まあ、どんな

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◇日本人の精神の基盤が病魔に侵され崩れていく。そんな思いに駆られるのは私だけではないだろう。次々に不可解な事件が起きる。19歳の女子名大生の「殺してみたかった」殺人に仰天したばかりなのに、今度は5歳の男児が住宅街の空き地で複数の凶器で刺殺さ

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川上はきっぱりと斉藤に告げた。「至急議員に会いたい。僕の家に来て欲しい。二三名が適当である。この件は内務省に直接行くのはよくないと同僚にその旨伝えて欲しい。君は早速帰県して同志と共に又来られるがよい」 即日前橋に帰ると同志は皆待っていて今

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「この夜中、何事ですか」と問われ斉藤は話し出した。「過日、磯部で拝顔したのを御縁として参りました。県会解散後知事の処置はいかにも乱暴で黙視できませんが他に訴えるところもないのでどうかお聴き下さい」こういって政情を詳しく説明すると、川上は、な

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◇19歳の名大生は大内万里亜。斧で老女を殺し、「ついにやった」とツィート。「人を殺してみたかった」、「日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思う」などのつぶやきも。週刊新潮は少年法の禁止にも関わらず、実名と顔を公表した。祖父は東北大

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◇本来なら今ごろ「ふるさと塾」の案内を出すのだが、萩原ゆうじ君がらみで4月まで休みにする。中近東の「歴史と現在」を取り上げようと思っていた。この歴史塾、振り返れば長いこと続けてきた。退任しても続けるつもり。バッジを外せばより自由に発言できる

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◇後藤さんへの共感が内外で広がっている。その取材の姿勢と視線への注目と共に。つねに、子どもの生活や実態に焦点を当てていた。戦火の中、学校で学ぶ子どもの姿は凄い。日本の教育界に鋭い問題を投げかけている光景だ。「憎しみや敵視からは何も生まれない

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◇毎朝、7時25分に萩原ゆうじ君が訪れる。その前に私の一日の主要な部分が済んでいる。その中に「走り」がある。走ることは私の全存在を支える要素である。約25分、踏みしめる大地から確かなメッセージが伝わる。「頑張れ強く生きよ」と。フードをかぶり

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◇遂に起きてしまった。早朝5時頃のニュースで後藤さんが殺害されたことを報じた。解放されると願っていただけに信じられぬ思い。安倍首相は「決して許さない」と語った。「イスラム国」の声明は、今後日本人がこうなるのだと警告した。遠い世界の出来事が身

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 内務大臣により議会が解散させられた翌日、斉藤は善後策協議のため磯部の鳳来館に来て湯に入っていたらある浴客が話しかけた。「群馬県会は解散させられたという。なかなか面白いことだ」というから、「自分たちはその議員である」と答えると、それならば後

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