第10回「イタリア飲み比べ」

みなさん、お久しぶりでございます。

今年はワイン会はないのか？と、沢山のお声をいただき、ご心配をかけておりますがご安心ください。今年も月１ペースで開催しようと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今年初のワイン会は、コミュの方からリクエストをいただき、イタリアをテーマに開催いたします。今回、当ワイン会では初のワインを比較する企画内容で、イタリアの代表的な産地のワインを飲み比べていただきます。

イタリアといえば、なんといっても２大名醸地であるトスカーナとピエモンテ。こちらより最も代表的なワイン、キャンティとバルバレスコを。南イタリアとアドレア中部より１本ずつご用意いたしました。更に、代表的な品種トレビアーノの白を１本。

イタリアワインといっても色々ありますが、ご自身の好みをこれを機会に知っていただければと思います。
今回はリクエストの方の希望で比較的軽めのワインが中心です。参加お待ちしております！

1st stage
FARNESE Torebbiano d'Abruzzo
（ファルネーゼ・トレビアーノ・ダブルッツォ）
品種：トレビアーノ
地域：アブルッツォ（アドレア海側・中域）
格付：VDT

−イタリアを代表する白ブドウ品種の一つトレビアーノ。レモン・グレープフルーツの香り、心地良い酸味と果実味を感じられる白ワイン。

2nd stage
FARNESE Sangiovese
（ファルネーゼ・サンジョベーゼ）
品種：サンジョベーゼ
地域：アブルッツォ（アドレア海側・中域）
格付：VDT

−上記と同様の名門ファルネーゼ社の赤ワイン。本来のサンジョベーゼらしい果実味あふれたワイン。同品種のワインは重たい印象もあるが、フルーティーで飲み心地さわやか。
　
3rd stage
DONNA MARZIA Negramaro [2002]
（ドンナ マルツィア・ネグラマーロ）
品種：ネグラマーロ
地域：プーリア（南イタリア・アドレア最南端）
格付：IGT

−あまり聞いたことが無い品種とは思いますが、こちらはイタリア特有の品種。フレッシュな味わいながら、底から溢れる果実味。

Final stage 1
Chianti Classico Riserva TORRE DELLE GRAZIE[2000]
(キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ)
品種：サンジョヴェーゼ他
地域：トスカーナ（イタリア・中部）
格付：DOCG

−キャンティの中でも限られた地区で造られ、ランクが上のワインがクラシコの名称を持つ。更に、厳選されたブドウを通常より長く熟成させたワインがレゼルヴァの称号を許され、キャンティの中では最上クラスといえます。以前のワイン会でも好評だった１品。

Final stage 2
Barbaresco PIO CESARE [2001]
（バローロ　ピオチェーザレ）
品種：ネッビオーロ
地域：ピエモンテ（イタリア・北部）
格付：DOCG

−こちらは以前のワイン会でも好評だった伝統のワイナリー、ピオチェザーレのワイン。以前は同社のバローロを味わっていただきました。新樽を多用した現代風の味わいは避け、ネッビオーロをはじめとするピエモンテ地方の品種特性を尊重しつつ、柔らかみのあるこだわりの味わいに仕上げている。

主催：ワイン&ダーツ Ｄ
日時：2月22日（木）　20時〜21時スタート
会費：3500円 （ワイン5種＋チーズ＆バケット付）
定員：20名様位まで

＊イタリアワインはワイナリー名＋ぶどう品種というラベル表記が一般的で、上記では大文字がワイナリー、小文字が品種名となっております。ただし、DOCGクラスはキャンティなどDOCG認定名称となっています。