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開催終了☆11/3-16 松井茂展「GLOSSOLALIA」

詳細

2009年10月26日 01:42 更新

松井茂展「GLOSSOLALIA」
11月3日(火・祝)─16日(日)12:00─20:00(会期中無休)
photographers’ gallery
http://www.pg-web.net/home/next/next.html

2009年から制作を始めた音声詩を展示する。これらの作品は、いわゆるオノマトペによって制作された録音物である。

オノマトペは擬音語、擬態語、擬情語、あるいは声喩法と翻訳されることもある。つまり対象となる音や状態、情動を「声」で喩えることを指す。こうしたオノマトペ的な音声に関して、私たちは一般のコミュニケーションの中、すなわち固定されたルールの中で使用された慣用的な表現を想像しがちではないだろうか? 私は、慣用的な言語のルールに則った意味でコミュニケーションをとろうとは思わない。詩によって、そのメディアとして疑われぬ言語を、コミュニケーションを問いたい。

本展タイトルである「GLOSSOLALIA」は「異言」を意味し、ある種の憑依状態におけるメタ言語的なものと解されることが多い。「万人がまるで自分の言葉であるかのようにして理解することができるような、あるひとつのエクスタシー的言語」とも説明される(エーコ『完全言語の探求』)。しかし、音声詩は、どこからとも無く出現する神秘的なことばを召還することを目的としてはいない。なぜなら、対象とする世界像を、人間の「声」というメディアに置換する行為それ自体は、共同性を必要とする神的概念の発明よりも先にあるはずで、対象に対して器官を通し、口を衝いて出現する音声それ自体は、個人のものに他ならないからだ。こうした音声連続体。プレコミュニケーション的段階の「もの」として、音声詩となるだろう。

コメント(4)

  • [2] mixiユーザー

    2009年11月04日 02:59

    昨日から始まってます。
  • [4] mixiユーザー

    2009年11月18日 02:32

    展示作品
    音声詩「時の声」(2009年)1分27秒 声:さかいれいしう 録音・編集:森永泰弘
    音声詩第1番(2009年)3分3秒 声:さかいれいしう 録音・編集:森永泰弘
    音声詩第2番(2009年)9分28秒 声:さかいれいしう 録音・編集:森永泰弘
    音声詩第3番(2009年)7分18秒 声:さかいれいしう 録音・編集:森永泰弘
    具体詩第1番(2009年)3分3秒 録音・編集:松井茂(視聴機 Disk1)
    具体詩第2番(2009年)9分28秒 録音・編集:松井茂(視聴機 Disk2)
    具体詩第3番(2009年)7分18秒 録音・編集:松井茂(視聴機 Disk3)

    会場資料の伊村靖子さんの文章がとても整理されていてありがたかったです。
    文中「時の声」に付けられた注釈だけ引用します

    *2009年9月12日、朝日新聞夕刊に音声詩「時の声」が、平仮名のスコアとして掲載されるのに先駆け、前日にloop-lineで、さかいれいしうによって朗読されたのが初出である。
    http://mixi.jp/view_event.pl?id=45253309&comm_id=558770
mixiユーザー
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  • 2009年11月03日 (火) 16日(日)12:00─20:00(会期中無休)
  • 東京都 photographers’ gallery@新宿三丁目
  • 2009年11月03日 (火) 締切
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参加者
1人