日本トレンドリサーチと会宝産業は7月22日、共同で実施した「車の購入と売却」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月4日~5日、全国の男女2,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 新車に乗る際について

    新車に乗る際について

調査によると、「車を購入したことがある」人は8割。そのうち、「新車」を購入したことがある人は68.6%、「中古車」を購入したことがある人は44.7%だった。

新車購入経験者に対し、新車に乗る際に「将来的には売却することを考えて乗りますか?」と尋ねたところ、50.2%が「はい」と回答。また、「将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていることがある」という人は65.0%にのぼり、具体的には、シートカバーやマットを付けて内装を汚さないようにしたり、車内喫煙しないなどのコメントが多くあがった。

  • 中古車に乗る際について

    中古車に乗る際について

一方、中古車購入経験者の場合、「将来的には売却することを考えて乗る」人は35.1%。また、「将来的に少しでも高値で売却するために気を付けていることがある」という人は66.9%となり、実際には、購入した時より良い状態にするや、新車のように扱うことなどのコメントが目立った。

  • 廃車になった経験について

    廃車になった経験について

次に、将来的に売却しようと思っていた車を、何らかの理由で売却できずに最終的に廃車になってしまったことがあるかを聞いたところ、23.0%が「ある」と回答。廃車になった理由を教えてもらったところ、故障で自走できなくなり買い取り不可と言われたり、10年以上乗って下取り査定価格が0円になったなど、実際に買い取り不可と言われた方が多くいる一方で、もうどこにも売れないだろうと自分で判断した人も見受けられた。