LINEアイコンで深層心理や性格がわかる?好印象な画像は何?

LINEのアイコンには深層心理や性格が隠されているということ、知っていますか?何げなく選んでいるようですが、相手に与える印象もさまざまです。この記事では、心理カウンセラーの服部希美さん監修の下、アイコンの種類別にその深層心理とアイコン選びのポイントを解説します。アンケートで調査した、印象の良いアイコンと印象の良くないアイコンのランキングも紹介します。

LINEのアイコンで性格や心理がわかる?



LINEのアイコンで性格や心理がわかる?

LINEのアイコンは「自分」を表す場所

基本的にLINEのアイコンはその人が気に入っている画像を使います。「数ある画像の中から、なぜその画像を選んだのだろうか?」という視点から見ることで、その人の性格や心理、どんなふうに自分を見せたいのかが推測できます。


設定しているLINEのアイコン別の深層心理8選



設定しているLINEのアイコン別の深層心理8選

設定しているLINEアイコンの種類別に、それぞれどんな心理が隠されているのか解説します。

自撮り写真(加工なし)


普段の自分らしい自撮り写真を選ぶということは、相手に自分のIDだとわかってもらいやすいだろうという気遣いや誠実さが表れています。真面目で誠実な人付き合いを望む人に多く見られます。

自撮り写真(加工あり)


写真を加工するのは当たり前という時代ですが、普段以上に自分を盛った写真をアイコンにしている人はより魅力的な自分をアピールしたい気持ちが表れています。

自分が見た目を気にする分、相手に対しても見た目や条件などを気にするなど、ミーハーな一面がありそうです。

自撮り以外の自分の写真


旅行先で撮った写真など、自然体だけど素敵に写っている写真をアイコンにしている人は、等身大の自分で人と関わりたいという願望を持っている場合が多いでしょう。

自分をイラスト化した写真


写真をアプリでアニメ風に加工したり似顔絵にしている人は、目立ちたがりの恥ずかしがり屋さん。本当はもっと自分をアピールしたいけれど、恥ずかしい、という裏腹な気持ちを持っている可能性があります。

家族や友人と一緒に写っている写真


複数で写っている写真をアイコンにしている人は、協調性があってコミュニケーションが上手な人。自分とは価値観が違う人とでも積極的に関わって、仲良くなれるタイプが多いでしょう。

ペット


ペットは深層心理では「自分自身」を表します。可愛いペットの写真であれば「私も可愛く見られたい」といった願望が隠れていることもあります。

また、同じペットが好きな人とつながりたいという気持ちの表れでもあります。

花や風景、食べ物などの写真


花や風景、食べ物などをアイコンにしている人は、好奇心が旺盛な人です。いろんなことに興味を持ちフットワークが軽い、活動的な人が多いでしょう。

また、「趣味が同じ人とつながりたい」といった願望が強い人の場合もあります。

デフォルトの画像


初期画像からアイコンを変えない人は、あまり物事にこだわらない無頓着な人か、秘密主義の人。とてもマイペースで、普段の会話の中でもあまり自己開示をしない人が多い傾向があります。


【DATA】印象の良いLINEのアイコンTOP5



【DATA】印象の良いLINEのアイコンTOP5

20〜30代の男女にアンケートで、相手に「良い印象」を抱くLINEのアイコンとその理由を聞きました。回答の多い順に結果を見てみましょう。(データ出典:マクロミル)

1位:ペットと思われる動物の写真(15.3%)


「動物好きというパーソナリティーがあるから」(30歳/男性)

「飼っている動物から人柄が感じられるから」(37歳/女性)

「癒やされる」(32歳/女性)

2位:風景・景色写真(13.3%)


「自分アピールがなくシンプルだから」(34歳/男性)

「嫌みがない」(32歳/女性)

「誰が見ても悪い気がしない」(33歳/男性)

3位:家族の写真(12.4%)


「家庭的な人だと思うから」(23歳/男性)

「ほほ笑ましいから」(34歳/女性)

「充実した日常を送ってそうだから」(29歳/男性)

4位:自撮り以外の自分の写真(8.0%)


「アイコンで顔がわかりやすいと助かる」(31歳/男性)

「自撮りですごく加工しているよりも誠実な感じがする」(37歳/男性)

「その人の魅力が一番わかる気がするから」(26歳/女性)

5位:友達・知人と一緒に映っている写真(7.0%)


「親しい人がいるという安心感が持てる」(28歳/女性)

「過度に自分をよく見せようとしておらず、自然体だから」(36歳/女性)

「社交性がありそう」(30歳/男性)


【DATA】印象の良くないLINEのアイコンTOP5



【DATA】印象の良くないLINEのアイコンTOP5

アンケートでは、相手に「良くない印象」を抱くLINEのアイコンとその理由も聞きました。こちらも回答の多い順に結果を見てみましょう。(データ出典:マクロミル)

1位:自撮り写真(加工あり)(42.0%)


「過度に加工されているとプライドが高そうに見える」(37歳/男性)

「自意識過剰な印象を持ってしまう」(22歳/女性)

「ナルシストに見える気がする」(23歳/女性)

2位:芸能人・有名人の写真(16.3%)


「アイコンを見ても誰なのかわかりづらい」(28歳/男性)

「なぜ自分ではなく他人を選ぶのかの理由がわからず気になってしまう」(36歳/女性)

「本人じゃないのに写真を使うのはマナー違反だと思うから」(38歳/女性)

3位:恋人の写真(8.5%)


「リア充アピールをされているように感じる」(28歳/女性)

「すごく嫌というわけではないけど、恋愛気質なんだろうなと思う」(23歳/女性)

「自分ではない人だと、誰なのかわかりにくいから」(29歳/男性)

4位:所属している団体のロゴマーク画像(3.9%)


「こだわりが強すぎる感じがするから」(27歳/男性)

「所属を前面に押し出さなくてもいいと思ってしまう」(32歳/女性)

5位:自撮り写真(加工なし)(3.4%)


「自分が好きそうに見える」(36歳/男性)

「自分に自信があるんだなぁ。ナルシストだなと思ってしまうから」(36歳/女性)

「セキュリティーに対する意識が薄いのではないかと思うから」(36歳/男性)


LINEのアイコン選びのポイント4つ!



LINEのアイコン選びのポイント4つ!

さまざまな印象を与えるので、アイコン選びは慎重に!見る側の心理を踏まえて、アイコンを選ぶときのポイントを紹介します。

等身大の自分の姿


自撮りでも他撮りでも、自然体の自分の写真は嫌みもなく誠実さもアピールできるため、性別年齢を問わず、万人に受け入れられやすいようです。

友人などが一緒に写っていると誰のアカウントかわかりにくい、という意見もあるので、一人で写っている写真の方が無難です。

加工しすぎに注意


自分の写真をアイコンにする場合は加工しすぎないように注意しましょう。

あまりに加工して別人のようになってしまうと、相手に「見えっ張りなのかな」「承認欲求が強い人なのかな」と思われてしまいがちです。加工をするなら、整える程度で加工を意識させない範囲にとどめておくとよいでしょう。

自分をイラスト化する


自分の写真に抵抗がある場合は、ほどほどに自分らしさをアピールしつつも、控えめな印象を与えるイラストがおすすめです。

イラストのタッチを選べば人柄や雰囲気も伝わり、好印象を持たれやすいです。

他人の画像は避ける


自分の顔を出すのが恥ずかしい、嫌だから、といって、芸能人やアニメのキャラクターなどは避けた方がいいでしょう。

特に、恋活もしくは婚活中などパートナーを探しているときにアイコンが異性の画像だと、たとえキャラクターだとしても「求める異性の条件が高いのかな?」と感じさせてしまう可能性があります。

また、恋人の写真をアイコンにすると、「自慢したいのかな」「見せびらかしたいのかな」と思われることもあります。


LINEアイコンに迷ったら無難な選択も手!



LINEアイコンに迷ったら無難な選択も手!

あれこれ考えると迷っちゃう、なかなか決められない……という場合は、好印象のアイコンにすることよりも、悪印象にならないことを優先して考えるとよいでしょう。悪目立ちするのを避け、花や風景、スイーツなど、比較的誰にでも好まれそうな無難な画像をアイコンにしておくのも一つの手です。

その中でも、自分が話題を振られたときに答えやすいジャンルにしておくと会話が弾みやすくなるので、好きなものや興味があるものを選ぶのがおすすめです。

たかがアイコン、されどアイコン。あなた自身を表現するものなので、意識して選んでみてはいかがでしょうか?


取材・文/仲西なほ子


【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/11/9〜2023/11/10
有効回答数:412人(男性206人、女性206人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)