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コンビニに毎日クレームを入れに来る“迷惑老人”。後ろに並んでいた「3人組のギャル」が外に連れ出した結果…

毎日のようにニュースで目にするのが、「キレる老人」が巻き起こすトラブルです。加齢とともにタガが外れてしまうのか、さまざまな場所で暴走し、常識では考えられないような迷惑行為に手を染めてしまっています。とはいえ、注意でもしようものなら、自分の身に危険が及ぶ可能性があるわけで、仕方なく手をこまねいている人は少なくないはず……。 神奈川県でコンビニエンスストアを経営している、早乙女大悟さん(仮名・29歳)は、祖父の代から続いていた商店を父親が改装。父とともに経営者として切り盛りし、地域でも古くから愛されているお店となっています。商売がら面倒なお客さんに対面することもありますが、大抵の場合は話せばわかってもらえます。しかし、時にはまったく話が通じない人によって手を煩わされることもあるそうで……。その時の出来事を、苦々しい表情で早乙女さんは明かしてくれました。
コンビニ

画像はイメージです(以下同じ)

後期高齢者の客が毎日訪れるように

「近くにスーパーがないので生鮮商品を売るなど、地域に密着したコンビニとして運営しています。住宅地にあり、近くに高校もあるので自分で言うのはなんですが、繁盛店として愛されています。常連のお客さんも多くて、地域の人が安らげる場所になるように心がけています」 今年の夏頃から、後期高齢者のお客さんが毎日のように来店するようになったといいます。 「はじめは普通に買い物していくだけだったんですが、いつの間にかお店のことに文句を言うようになっていきました。キッカケはトイレが汚かったというクレーム。バイトも雇っていますが、我々も家族経営で余裕がない。トイレはあくまでサービスとして提供しているものなので、汚いと言われても……と思ったんです。とはいえ、お客さんなので謝罪してその場は収めました。そこから、何かに付けてクレームを付けるようになってしまったんです

「他店のPB商品がほしい」と難癖を…

どうやら、自分が汚れたトイレを指摘し店員が謝罪したのがうれしかったのか、その老人は些細なことでもクレームを付けるようになったそうです。 「自分がほしかった商品がないとクレームを付けてきた時は、他社のPB(プライベートブランド)だったので困りました(笑)。『その店ではない』と説明しても理解できないようで、対応した大学生のバイトさんも呆れていました。店長を呼べと言われたというので、他の場所で作業していた自分がかけつけて説明したのですが、その後も数十分にわたって持論を展開。クレーム対応には慣れているのですが、あまりに埒が明かないやり取りにへとへとになってしまいましたよ
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後ろに並んでいた「3人組のギャル」が救世主に
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