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年収2000万円の男性と結婚した「港区女子」が思い知った現実。浪費癖が直らず借金3000万円に

都会の中心で華やかな生活を送る港区女子。しかし、そのキラキラとした世界の裏側には、彼女らを深淵に引きずり込む罠が無数に張り巡らされていた。欲望渦巻く港区に翻弄された女たちの物語に迫る。

生活費だけで毎月80万円の暮らしから…

港区女子

写真はイメージです(以下同)

一度上げた生活レベルは、簡単には戻せない。そう痛感するのは、港区で豪遊していた金田真理子さん(仮名・31歳)だ。 「港区では常に月100万~200万円は小遣いをくれる金持ちばかりと付き合っていたので、生活費だけで毎月80万円使っていました。買い物はもっぱら成城石井、食費は一日5000円。外食をすれば3万円、お茶で8000円。エステは月に4~5回で……」

結婚を機に放蕩生活を改めようとするも

“太いパパ”との豪遊生活に耽った金田さんも、30歳を目前に引き際を悟る。そこで結婚したのが、クルージングパーティで出会った年収2000万円の旦那だ。多少あった貯蓄を元手に、2人で不動産関係の事業を立ち上げた。 「放蕩生活を改め、この人と安泰な将来を築く」と決意したのも束の間、金田さんを激しい“港区ロス”が襲う。 「庶民の生活に慣れようと鳥貴族やドトールに行ってみたものの、『私がいる場所はここじゃない』と思ってしまう。スイーツもホテルオークラの2700円のショートケーキじゃないとおいしくなくて」
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3000万円まで膨らんだ借金
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