ここではAll Aboutが9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組まれているのかを紹介。
他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みるきっかけになると幸いです。
55歳・資産8000万円男性の資産運用のきっかけと取り組み方
■家族構成
子1人（成人・同居不明）
■金融資産
世帯年収：600万円
世帯金融資産：現預金1000万円、リスク資産7000万円
■リスク資産の内訳
日本株（NISA含む）：1000万円
個人向け国債：2000万円
iDeCo：80万円
純金積立：650万円
FX：1000万円
その他は不明
22歳から投資を続けてきたという今回の投稿者。
「親が株をやっていて早くから興味を持っていました。立派な会社でも意外と株価が安価だったりして『何でなんだろう？』と調べたら発行株数が多かったり、こんな小さな会社が何でこんなに高いんだろうと思ったり、株価の評価って面白いなって思い投資に興味を持ちました」と語ります。
また「配当金が銀行に預けるよりはるかに多いのも魅力的でした。お金に働いてもらって仕事以外の収入を少しでも得られたらいいなと思いました」とコメント。加えて「金の延べ棒を1キロ分持たしてもらったことがあり、その重みと輝きに感動して金を購入したいと思い純金積立を始めました」とも記載があります。
55歳・資産8000万円男性の具体的な資産運用の実践方法は？
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・国内株式は高配当株をNISA枠で保有
・IPO株で短期トレード
・優待銘柄を一般信用を使って両建てでタダでGET
・債券は個人向け国債、社債、転換社債を購入
・純金積立については毎月4000円を30年間以上継続、平均購入価格グラム2000円
・FXをスワップ金利目的の低レバで運用、スキャルピングの短期トレード
「入金もしてきてるのでどれ位かは意識していませんが、現在金融資産が1億円程度あるため投資してきてよかったと思います」とのこと。
また純金積立については「30年以上継続」しており「平均積立額が毎月4000円でそんなに多くなく継続できたのが大きな成果になったと思います。継続し続けることが大事だと思いました」とコメント。
55歳・資産8000万円男性の今後の運用目標は？
継続が大事と語る投稿者。「時間軸を長くして継続することが成功につながると思います。相場に滞在し続けると言いますが、プレーし続けることが大切だと考えます。そのためには積立投資など継続し続けられる金額で長い時間を掛けて行うことが良いと思います」と回答。
またご本人は投資を始めたことで「為替や海外の市況、政治状況に関心を持つようになりました。FXを始めてからは特に為替相場に関心が高くなり、アメリカの雇用統計やCPI、日銀の政策に敏感になりました」とも。
「お陰で、経済関係の話を仕事上でも出来て良かったです。また、経済全般に関心が高まったので仕事上で関係無いのですが自分でFPの資格を取りました。欲しいものは我満しなくて購入できるようになりましたが、資産運用のお陰か意識が高まったので購入する前に調べる癖がつきました」とコメント。
今後は「そろそろ定年後も見据えて、換金性や安定方向で運用を考えています」と書かれていました。
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