指をかざして決済、年齢認証もできるセルフレジ導入　東武ストア3店舗から

[エースラッシュ，ITmedia]

　東武鉄道と日立製作所は、4月11日から指静脈認証を活用したセルフレジを東武ストア3店舗で順次導入する。

　本取り組みは生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォーム第1弾で、指を専用装置にかざせば決済やポイント付与、年齢確認が可能。決済代行会社のDGフィナンシャルテクノロジーの協力で指静脈認証でのクレジットカード決済を提供し、ユーザーは酒類を含めた買い物が可能となる。

利用開始店舗／日程

• 越谷店（住所：埼玉県越谷市弥生町4-11）→4月11日（木）9時〜
• みずほ台店（住所：埼玉県富士見市東みずほ台2-29-1）→4月25日（木）13時
• 新河岸店（住所：埼玉県川越市大字砂909-11）→5月9日（木）13時〜

　利用には事前に専用サイト「アイデンティティポータル」で氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、TOBU POINT IDなどの他、決済手段であるクレジットカード、自動連携したいポイント会員情報などを登録。東武ストア店舗内の特設カウンターで本人確認を行った後、専用装置で指静脈を登録し、生体情報と事前登録した個人情報データとひも付ければ利用できる。本人確認には顔写真付きの身分証明書（運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードのいずれか）が必要だ。

　これに合わせて、登録／利用促進キャンペーンを実施。各店舗の対象期間中にアイデンティティポータルへ氏名やTOBU POINT IDを登録し、生体情報を登録してひも付けるとTOBU POINTを合計2000円相当プレゼント。対象の東武ストアで生体認証による決済を行うと、決済金額（税別）の20％、最大3000円相当のポイントバックも行う。

　また、生体認証を利用して登録したクレジット決済でアルコール飲料を含めて1会計あたり1000円（税別）以上購入し、特設カウンターでレシートを提示すると先着でノベルティグッズをプレゼントする。