「Microsoft Copilot」をスマホから使おう その手段は3つあるChatGPT使いこなし術(1/3 ページ)

» 2024年03月26日 15時40分 公開
[井上晃ITmedia]

 Microsoftが提供している生成AI活用のアシスタントツール「Microsoft Copilot(以下、Copiliot)」は、Windows PCがないと使えないと思っていないだろうか。実は、Webブラウザからアクセスすることもできる上に、スマートフォンのアプリからも利用できる。本稿では、スマホのアプリから扱う際の、基本的な操作について紹介したい。

photo

「Copilot」が使えるアプリは?

 Microsoft謹製の生成AI活用アシスタントツールを利用できる主なスマホ向けアプリとしては、次の3つを押さえておきたい。1つ目は「Microsoft Copilot」、2つ目は「Microsoft Edge」、3つ目は「Bing」である。

 1つ目の「Microsoft Copilot」は、AIチャットツールそのものの名前が付いているように、主たる用途は生成AIを活用したアシスタントツールとのチャットだ。

photo iOS版の「Microsoft Copilot」アプリ

 2つ目の「Microsoft Edge」はご存じの通りWebブラウザであり、情報検索などの用途を主に据えつつ、アシスタントツールも使えるという建て付けになっている。

photo iOS版の「Microsoft Edge」アプリ

 3つ目の「Bing」(ビング)は、Copilotにリブランドされる以前に使われていたAIチャットツールの名称だ。本記事公開時点(2024年3月下旬)において、Bingアプリを起動すると、「Copilot」のアイコンが中央に表示されるようになっている。また、アプリ画面の要素は、細かい部分を除けば「Microsoft Copilot」のそれとおおむね共通している。

 そのため、本稿では「Bing」アプリについては割愛する。以降、1つ目の「Microsoft Copilot」アプリと、2つ目の「Microsoft Edge」アプリにフォーカスして、基本の使い方を紹介していこう。なお、本稿の手順説明では、iOS版アプリをベースにしているが、Android版でも同様のアプリが配信されている。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月14日 更新
  1. 新しい「iPad Pro」と「iPad Air」は何が変わった? 先代モデルとスペックを比較する (2024年05月13日)
  2. ゲオが5478円/6578円の“激安スマートウォッチ”を販売した狙い デザイン+機能性の追求が成功 (2024年05月13日)
  3. KDDI高橋社長が語る新戦略 ローソン協業でPonta経済圏をさらに拡大、5Gは“auだけ”の強みを生かす (2024年05月11日)
  4. 異例ずくめのドコモ社長交代 若返りだけでない、前田義晃新社長の手腕に期待すること (2024年05月11日)
  5. 「ドコモ社長交代」や「NTTドコモ・グローバル設立」の背景は? NTTグループ決算説明会で語られたこと (2024年05月10日)
  6. 出そろった「Pixel 8a」の価格を比較 ドコモ、KDDI、ソフトバンク、Google ストアでお得なのはどこ? (2024年05月13日)
  7. “SIMを挿せない”新iPad向け 日本通信が1GBで209円の「データeSIM」を発表 (2024年05月11日)
  8. ゲオ、IP68等級の防塵/防水対応スマートウォッチ2種を限定販売 ワイヤレスイヤフォンを“内蔵”できるモデルも (2024年02月22日)
  9. irumo、Y!mobile、UQ mobileのキャンペーンまとめ【5月12日最新版】 ミドルスマホ高額割引や最大10万ポイント還元など多数 (2024年05月12日)
  10. 「Xperia 1 VI」登場か? ソニーが5月15日午後4時に「Xperiaの新商品」を発表 (2024年05月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年