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「EOS R6 Mark II」登場 2420万画素に毎秒40コマ連写 RAW動画の外部記録も

» 2022年11月03日 12時00分 公開
[山川晶之ITmedia]

 キヤノンは11月2日、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」を発表した。2020年7月に発表した「EOS R6」の後継モデルで、価格はオープンプライス。12月中旬に発売予定だ。

「EOS R6 Mark II」

 イメージセンサーは、2420万画素で新開発したもの。旧モデルの2010万画素から若干アップした。映像エンジンは「DIGIC X」で、常用感度は最高ISO10万2400を実現する。ボディ内手ブレ補正を搭載しており、補正効果は最高8.0段としている。

 連射性能は、メカシャッターで最高約12コマ、電子シャッターで最高約40コマの高速連写が可能(AF/AE追従)だ。AFも被写体検出性能とトラッキング性能を向上させており、新たに馬、鉄道、飛行機の検出に対応した。人物や動物、クルマ、バイクなどの検知にも対応する。

 動画機能は、6Kから4Kを生成するオーバーサンプリング収録に対応。クロップなしで60pまで撮影可能という。「Canon Log 3」やRAW動画の外部記録などにも対応する。ハイスピード撮影として、フルHDであれば180fpsで撮影可能だ。

液晶はバリアングルタイプ

 防塵防滴構造で、シャーシはマグネシウム合金、外装カバーはポリカーボネート、三脚ネジ部分はR5と同じく亜鉛ダイキャストを採用する。操作性の高いマルチコントローラーは形状を改良。電源スイッチも右側に移動している。

 その他、UHS-II対応のSDカードスロットを2基搭載。EVFは約369万ドットの0.5インチ、液晶パネルは3.0インチ約162万ドットのバリアングルタイプを搭載する。インタフェースは、USB Type-C、マイクロHDMI、イヤフォンジャック、マイクジャック、リモコン端子を内蔵する。USBポートは充電・給電が可能だ。

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