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「液晶ペンタブレット」おすすめ3選 紙に手書きする感覚でイラストを描ける!【2024年2月最新版】

» 2024年02月11日 17時30分 公開
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 ワンランク上のデジタルイラスト作成に欠かせない「ペンタブレット」。初心者向けの製品も出そろっており、初期の製品よりぐっと身近なものとなっています。プロ向けの高価な製品はハードルが高いものですが、趣味のイラストのために手ごろな製品を購入してみるのはいかがでしょうか。

 今回はペンタブレットの中でも、液晶画面を搭載し、紙にペンで手書きするような感覚で描画できる液晶ペンタブレット、通称「液タブ」のおすすめモデルを紹介します。

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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ペンタブレットはとにかく「慣れ」が必要

 ペンタブレットはタブレット上でペンを動かして描画するためのデバイスです。手書き感覚で線を引くことができるので、デジタルイラストを作成するには必須の道具と言えるでしょう。マウスなどのポインティングデバイスとは全く異なる操作感なので、使用するにはある程度の慣れが必要です。

写真 液タブは画面にペンで直接描くように操作できる(イメージ、出典:写真AC)

 ペンタブレットには大きく分けて、液晶画面を搭載していない通称「板タブ」と呼ばれるものと、液晶画面を搭載した「液タブ(液晶ペンタブレット)」の2種類があります。

 液タブは液晶画面の上を直接なぞって線を描けるので、紙とペンに近い感覚で操作できます。一方、板タブはシンプルで安価なのが魅力ですが、パソコンやスマートフォン/タブレットのディスプレイを見ながら手元でペンを動かすという操作になるので、液タブとは比べものにならないほど慣れが必要となります。

 板タブ・液タブともに、様々なサイズの製品が販売されています。サイズが大きい製品ほど価格が高くなりますので、まずは試してみたいという方は、慣れるまでは小さめの安い製品を使うのが良いでしょう。

 また、製品によってペンの筆圧感知性能や傾きの検知性能に違いがあります。店頭などで実際に確かめるのが良いですが、ペンタブレットは初めてという場合は、その違いもなかなか理解しにくいところです。初心者であればまずはサイズは小さめの板タブを購入するなどして、ペンタブレットの使用感を十分に確認してから、あらためて好みの製品を探すのが良いでしょう。

すぐに使える初心者向けモデル|ワコム Wacom One 液晶ペンタブレット 12

写真 ワコム Wacom One 液晶ペンタブレット 12(出典:Amazon

 「Wacom One 液晶ペンタブレット 12」は、ペンタブレットの大手メーカー、ワコムの入門モデル。液晶タブレットとしてはリーズナブルな価格ながらも、大手ブランドならではの安定した品質が魅力です。多彩なチュートリアルやサービス、無料のバンドルソフトウェアが利用できる「アドベンチャープログラム」が用意されているので、初心者でも安心して使い始められます。

 液晶ディスプレイのサイズは11.6インチで、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。筆圧は4096レベル、傾き検出は±60レベルです。

 接続はWindows 10以降/macOS 11以降/Android 8.0以降/ChromeOSデバイスにUSB Type-Cケーブル1本をつなぐだけ。HDMI接続に対応する3 in 1ケーブル(HDMI、USB-A、電源)同梱モデルも用意されています。

 ワコムストア限定のeStoreモデルは、ペンの種類やカラーなどの見た目、接続ケーブル、その他アクセサリーを自分の好みで選ぶことができます。USB-Cケーブルモデルのワコムストア価格は5万9180円(税込)、3 in 1ケーブルモデルは6万2480円(税込)です。

 また、13.3インチ液晶ディスプレイ搭載でマルチタッチ操作に対応する「Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch」もラインアップされています。

1万6384レベルの筆圧に対応|XPPen Artist Pro 14(Gen2)

写真 XPPen Artist Pro 14(Gen2)(出典:Amazon

 「Artist Pro 14(Gen2)」は、国内ではワコムに次ぐ第2位のペンタブレットブランドであるXPPen(中国深セン)」の液晶ペンタブです。高性能モデルながら高いコストパフォーマンスが魅力です。

 画面サイズは14インチ、解像度は1920x1200ピクセル。付属のスタイラスペンは1万6384レベルの筆圧検知に対応し、円錐形のグリップ形状により適度なホールド感となっており、長時間の作業も快適に行えます。

 本体からはショートカット用のエクスプレスキーを省略、代わりにワイヤレスショートカットリモートデバイスの「ACK05」が同梱されており、こちらでショートカットを利用できます。

 パソコンとの接続はUSB-Cのほか、3 in 1ケーブルによるUSB-A&HDMI接続に対応しています。

 公式ストア価格は5万9800円(税込)。16インチモデルの「Artist Pro 16(Gen2)」もラインアップされています。

クリエーター向けの本格的なモデル|ワコム Cintiq 16

写真 ワコム Cintiq 16(出典:Amazon

 「Cintiq 16」は、ワコムのクリエーター向け液晶ペンタブレットのエントリーモデル。プロモデルと同等の「Wacom Pro Pen 2」を採用し、ペンの正確性と8192レベルの筆圧感知や傾き検知に対応、1つ1つのストロークや手の動きを高精度に再現します。

 15.6インチのフルHD液晶パネルを搭載。AGフィルムディスプレイにより、紙に描くような自然な描き心地を実現しています。設置しやすいコンパクトなデザインで、3 in 1ケーブル(HDMI、USB-A、電源)で簡単にパソコンに接続できます。

 ワコムストアでの価格は9万9880円(税込)。21.5インチの「Cintiq 22」も用意されています。

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