「Vlogカメラ」は、動画撮影に適した機能や性能を備えたカメラです。近頃はVlogという文化や言葉自体が浸透してきたこともあり、さまざまなメーカーがVlogカメラを発売しています。
ここではおすすめのVlogカメラとともに「デジタルカメラ」の売れ筋ランキングトップ10を紹介します。おすすめ商品やランキングを参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年6月23日12:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
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最近では、スマートフォンのカメラ性能も侮れないものになってきています。ただVlogカメラと銘打ってあるからとポイントを押さえずにカメラを購入すると、結局スマホのカメラしか使ってない――と後悔してしまうこともあるでしょう。
後悔しないためには、高画質やハイレベルなAFや手ブレ補正、光学ズーム、動画撮影用の機能など、スマホにはない特長を備えた商品を選ぶことが重要です。
画質においては、イメージセンサーのサイズが重要で、センサーサイズは大きければ大きいほど、光を取り込める量が多くなり、より明るく鮮明な映像を撮れるようになります。暗所での撮影や背景をぼかした表現をしたい場合も、センサーサイズが大きい方が有利です。
スマホのセンサーサイズは、一般的に1/2.3インチ前後のものが多いため、1インチ以上のイメージセンサーを搭載したカメラを選べば、十分にスマホとの違いを感じられるでしょう。(1/2.3インチ→1インチでも約4倍の面積となります。)
「VLOGCAM ZV-1 II」は、1インチセンサーのVlogカメラとして定評を得ていた「VLOGCAM ZV-1」の後継モデルです。
ZV-1 IIでは、「ZV-1」のコンパクトボディ、Vlog撮影に便利な各種機能といった特長は受け継ぎつつも、ZV-1でユーザーから不満の出ていた部分をしっかりと改善・ブラッシュアップしています。
最も大きな変更点は、先代で狭いという声があった24〜70mmの画角(35mmフルサイズ相当)を18〜50mmとワイド寄りに変更した点。画角が広くなったことで、背景を広々と入れての自撮りがしやくなりました。1人での自撮りはもちろんですが、複数人を映す場合にも恩恵を感じやすいポイントです。
また、複数人を映せる画角に対応するかのように、上級モデル「ZV-E1」にあった「複数人顔認識」機能を追加。複数人での撮影時に、手前の人だけフォーカスが合って奥の人の顔がぼけてしまう――といった失敗を防ぐように顔認識した複数人にピントが合うように自動的にカメラがぼけ具合を調整してくれます。
動画の撮影で、映像と並んで重要な音声の収録機能も進化しました。「インテリジェント3カプセルマイク」を新たに搭載し、オート設定時は、カメラが人物の顔や被写体を認識して自動的に内蔵マイクの指向性を切り替えてくれます。自撮り時はレンズ側、風景を映しながら話す場合には画面側など、撮影シーンに合わせてマニュアルで指向性を変更することもできます。
ワンタッチで背景をぼかせる「背景ぼけ切り替え」や、ワンタッチで人物と手前の商品へのピントを切り替えられる「商品レビュー用設定ボタン」といったVlogに便利な機能は、引き続き搭載しています。
実売価格は11万円前後(税込、以下同)からです。
パナソニックの「LUMIX G100V」は、レンズ交換式のミラーレス一眼カメラです。今回紹介するVlogカメラの中では最も大きい「マイクロフォーサーズ」のイメージセンサーを採用。1インチセンサーと比べても約2倍の面積のセンサーサイズとなり、画質を重視したい人におすすめできます。
レンズ交換式のため、より明るくボケるレンズや、遠くにズームできるレンズなどを購入することで、動画表現の幅を広げることが可能です。
動画において画質と同様に重要となる音声面では、NOKIA社の「OZO Audio」を採用。顔認識と連動して、顔の位置や人数に合わせて最適な収音範囲に自動で調整するトラッキングモードや、撮影中のカメラ後方の音声を収音するナレーションモードなど、シーンに合わせた音声収録を可能としています。
今回ピックアップした「G100V」のパッケージには、手持ちグリップやミニ三脚として使える専用グリップが付属します。
実売価格は8万5000円前後からです。
キヤノンの「PowerShot V10」は、ポケットサイズのスティック型デザインが特徴のVlogカメラ。コンパクトサイズながら1インチのイメージセンサーを搭載し、鮮明な映像を残せます。
肌をなめらかに補正する美肌動画モードや14種類のカラーフィルターが使用でき、シーンや好みに合わせて選ぶことで簡単に印象的な映像を撮れるのもうれしいポイントです。
コンパクトサイズの取り回しの良さを最大限に活かせるように、片手持ちのまま親指1本で主な機能を操作できるように設計されたUIデザインも特徴。片手でさっと取り出して、そのままスムーズに撮影を開始できます。
また、自撮りに適したさまざまな機能を備えているのも本モデルのメリット。画角は19mm(35mmフルサイズ相当)となり、1人での自撮りがしやすいのはもちろん、複数人での撮影でもフレームにおさめてくれます。さらに、180度チルトして画面を見ながら撮影できるディスプレイや内蔵スタンドを搭載し、快適に自撮りができます。
パソコンにUSBケーブルを接続するだけでWebカメラとして使用できる機能もあり、オンでも活用できるモデルとなっています。
公式ストア価格は5万9950円です。
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