「都会」や「温暖」な地域の方が「三日坊主」になる人が多い? 都道府県ランキングで明らかになった“意外な法則”

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

修行に耐えられず、三日で俗人に戻ってしまった僧侶の意から、あきっぽくて何をしても長続きしないことを三日坊主といいます。bondavi株式会社 (神奈川県横浜市) は、国内No. 1習慣化アプリ『継続する技術』のデータから、都道府県別の三日坊主ランキングを集計しました。その結果、三日坊主の多い都道府県1位は「宮崎県」でした。一方、三日坊主が少ない都道府県1位は「長野県」だったそうです。

「毎日筋トレをする」「読書する」など習慣化したい目標を自由に設定できる同アプリ。調査は、2022年1月~3月および2023年1月の期間に、同アプリを利用しているユーザーの「30日間継続成功率(「30日間継続成功率」=「30日達成者数」÷「1日目達成者数」)」を、都道府県ごとに集計・比較したといい、サンプル数は9万9141件でした。

調査の結果、「三日坊主が多い(継続力が低い)都道府県」の1位は「宮崎県」でした。次いで2位「佐賀県」、3位「大阪府」、4位「秋田県」、5位「沖縄県」、6位「熊本県」、7位「高知県」、8位「栃木県」、9位「岐阜県」、10位「神奈川県」が続いています。

一方、「三日坊主が少ない(継続力が高い)都道府県」では、1位「長野県」、2位「島根県」、3位「鳥取県」、4位「香川県」、5位「岩手県」、6位「福井県」、7位「福島県」、8位「東京都」、9位「新潟県」、10位「広島県」という結果となりました。

さらに、三日坊主の多い地域と少ない地域の違いを分析したところ、「都会(東京、大阪、神奈川、埼玉、愛知)」では、平均順位が17.6位となった一方で、「田舎(北海道、岩手、秋田、高知、島根)」では、平均順位が24.8位となり、都会の方が三日坊主が多い傾向が見られました。

また、「平均気温が暖かい地域(沖縄、鹿児島、宮崎、福岡、長崎)」では、平均順位が11.2位、「平均気温が寒い地域(北海道、岩手、青森、山形、長野)」では、平均順位が30.6位となり、暖かい都道府県の方が三日坊主が多い傾向が見て取れます。

以上のデータから同社は、「あくまで傾向なので例外はあります」としたうえで、三日坊主の多い都道府県の特徴として、人口密度の高い都会の方が街やイベントなどが多く、つい遊んでしまう可能性が高いと分析。

また、温暖な地域は気候の心地よさから、ついドライブやピクニックに出かけてしまう可能性が高いことから、「思わず外に出かけたくなる誘惑の強い地域の方が、三日坊主が多い」という可能性を示唆しています。

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