【漫画】異世界ではなく学校のウサギ小屋に転生したオジサン、いじめをどう解決? バカバカしくも痛快なSNS漫画

 異世界に“おっさん”が転生し、第二の人生を本気で生きていく……という構成の物語がヒットを続けている。しかし、転生した先が現実世界で、しかも周囲からは愛らしいウサギとして認識されるとしたらーー。10月下旬にX(Twitter)で公開されたオリジナル漫画『ウサギ小屋のオジサン』(異世界に転生してないオジサン)は、バカバカしさと考えさせられるメッセージが同居した魅力的な作品だ。

 不良たちに学校のウサギ小屋で暴力を受けている男子学生の工藤。うずくまっている工藤に「ねぇ大丈夫?」と声をかけたのは、ウサギのような耳がついたパーカーを被っているオジサンだった。なぜか周囲からはウサギと認識されており、小屋に住みついているという。工藤は状況を呑み込めないながらも、オジサンとの交流を深めていく――。

 作者のmacosoさん(@macoso9)は2021年にPASH UP!の『城の魚』(主婦と生活社)で商業漫画家デビューを飾り、その後、LINEマンガのトライアル連載『死神さんが死なせてくれない』の作画を担当、サンデーうぇぶりに読切『アメノトリ』(小学館)が掲載されるなど、活躍中のクリエイターだ。そんなmacosoさんが手掛けた『ウサギ小屋のオジサン』がどのようにして生まれたかなど、さまざまに話を聞いた。(望月悠木)

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