【漫画】空を飛べないカラス、その翼は何のためにある? SNS漫画『片腕の鴉』がスゴい

 思い描く理想像、あるいは「自分は本来こうあるべきだ」という姿。それが呪縛となり、行き詰ったり、自分を肯定することができずに傷ついている人は少なくないのではないか。9月下旬にX(旧ツイッター)で公開された読切漫画『片腕の鴉』は、人ならざる「鴉」がもがきながら奮闘する姿に、思わず共感してしまう作品だ。

 鴉の玉梅は片翼がないため、“鴉なのに”空を飛べないことに悩んでいた。何でも貸してくれるという物貸屋の荒屋のもとを訪れ、片翼を貸してほしいと依頼。飛行しようと挑戦を続けるが――。

 独特の空気感があり、示唆に富んだ本作を手掛けたのは、2022年から本格的に漫画制作に取り組むようになったというbon morryさん(@bon_morry)。本作をどのようにして制作したのかなど、話を聞いた。(望月悠木)

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