大雪で車が立ち往生、対策どうすれば 一酸化炭素中毒は命の危険も

【動画】新潟県の国道8号で車が立ち往生=依知川和大撮影
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 雪により車が立ち往生してしまったときには、どうすればいいのか。

 日本自動車連盟(JAF)によると、最も注意が必要なのが、雪で排気口がつまり、車内に排ガスが流入することで起こる一酸化炭素中毒だ。命の危険があるため、毛布や厚着で防寒対策を取り、エンジンを止めるのが望ましいという。無臭で気づきにくいため、エンジンをかけたままにする場合は、排気口周辺をこまめに雪かきし、定期的な換気も必要。ほかに、エコノミークラス症候群を防ぐため、長時間同じ姿勢でいることを避ける工夫もしたほうがいいという。

 事前の備えも重要で、降雪が予想される場合、スタッドレスタイヤを装着し、タイヤチェーンを用意する必要がある。車輪がすべって動けなくなる場合に備え、スコップや長靴、雪とタイヤの間に入れるための毛布や板を車内に積み、防寒着や非常食、飲料水も準備しておいたほうがいいという。

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