Lifestyle

まじで帰れ!キャンプで遭遇した「ナンパお父さん」。奥さんの目を盗んで乱入してきて…

気温が下がりお出かけが楽しくなる秋は、キャンプなどアウトドアを楽しみたくなる人は多いもの。気心の知れた友人や家族とのんびりテントを張って過ごす時間は、慌ただしい毎日のなかで貴重な息抜きになりますよね。 伊田綾子さん(仮名・34歳)も、ハイキングや山中ウォーキングなどが好きで「秋になると外の景色を堪能しながら過ごしたくなります」と話す一人。
テントの中から景色を楽しむ人

写真はイメージです(以下同じ)

以前から同じ趣味の友人と近くのキャンプ場などに足を向けているそうですが、昨年の夏は思いがけず怖い思いをしたといいます。 「区画が決まっていてほかの人も見えるこのキャンプ場は、女だけで行っても人目があるから襲われるような危険は少ないだろうと思っていたのですが……」とため息をつく伊田さんに、何があったのかお話を聞きました。

安全だと思って選んだキャンプ場だったのに

女性だけでキャンプをするとなると、怖いのは見知らぬ人から悪意を持って手を伸ばされること。周りに誰もいなければ、助けを求めることもできません。 「コロナ禍でキャンプをする人が増えたニュースはよく聞いていました。でも、一人でテントを張っていた女性が男性に襲われたなんて話もあるので、危険を避けるためにお金を払ってスペースを借りるキャンプ場に仲のいい友人と二人で行っています。 昨年の秋に行ったそこも、広い敷地に区画がきちんと整備されていて周囲が見渡せるので、ほかの人の状態などわかりやすくて気に入っていました」 人の気配があることが安心につながると思っていた伊田さん。それまで大きなトラブルを経験することもなく、隣の区画に来た人と軽く会話するような楽しみもあるそうです。 そんな「程よい距離感」をぶち壊したのは、そのときお隣さんになったある家族の男性でした。

子連れのファミリーと思って油断していたら…

「その男性は奥さんとふたりのお子さんと来ていて、大きなテントに寝袋やバーベキューのコンロなど、家族連れでのキャンプに慣れているなと感じました。そういう人ならマナーとかもわかっているだろう、と勝手に思い込んだのが間違いでしたね……」 キャンプ友人と二人でテントを張っている伊田さんに、その男性は気さくに話しかけてきたそうです。 挨拶をするのはマナーだし、「何か迷惑をかけることがあったらすぐに言ってください」と丁寧に伝えたという伊田さん。ところが、男性はふたりをじろじろと見ながら 「どこから来たの? 県内?」 「女の子だけでやってるの?」 「いくつ? 社会人だよね?」 などとタメ口で不躾(ぶしつけ)に質問を飛ばしてきて、「失礼な人だな」と感じた伊田さんと友人はすぐに会話をやめ、隣の視界を遮るようにテントや椅子の位置を調整したそうです。 【関連記事①】⇒ソロキャンプ女性がテントを勝手に開けられて…防犯対策で「やってはいけないこと」 【関連記事②】⇒キャンプ好き女性が「もう無理!」。迷惑キャンパー急増の意外な理由
次のページ 
奥さんから見えないところでだけ話しかけてくる
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ