オンライン会議実施→ZoomのAIアシスタントに容赦なく“激詰め”される　「こんなこと言われたら泣いちゃいそう」（1/3 ページ）

これがきっかけで無駄な会議が減ってくれるとよいのだけれど。

　ZoomのAIアシスタントが出力した、厳しすぎるメッセージがX（Twitter）で話題です。「会議の議事録が不明瞭すぎて要約できなかった」ってタイトルからしてすごいけど、文面はもっと容赦ない……。

人類の心をへし折るダメ出し（画像提供：金森俊亮さん）

「会話は支離滅裂に見え、識別可能なトピックや客観性を欠いていた」

　話題のAIは、Zoomが有料会員向けに提供している「Zoom AI Companion」。ミーティングやチャットの内容を、自動で要約してくれます。

　とある会議にこの機能が投入されたとき、AIは持ち前の率直さを発揮。「会議の議事録が不明瞭すぎて要約ができなかった」という厳しいタイトルに続き、「会議の記録は、参加者の議論や決定について明確な情報を提供しませんでした」「会話は支離滅裂に見え、識別可能なトピックや客観性を欠いていた」「そのため、提供された議事録に基づいて会議の概要を提供することは不可能でした」と、忌憚（きたん）のなさすぎる意見をズバズバ出力しました。自分が参加者だったら泣いちゃうかもしれない。

　AIのド直球なダメ出しは、会議に参加した金森俊亮（@Goldforest_CPA）さんが紹介したことで広く拡散。「こんなこと言われたら泣いちゃいそう」「なんたる弊社の会議」「会議のための会議なくなれ」「AIに詰められる時代」「こんな不都合な真実言われたら、経営陣がZoomを解約しそう」などと反響を呼んでいます。

AIに怒られないよう、実のある会議にしなきゃ……ってなるといいなあ（画像はPIXTAより）