劇場アニメ「金の国 水の国」、賀来賢人＆浜辺美波がW主演！　原作ファンの斉藤壮馬はナレーション役に

賀来さんは「芝居をしながら動悸が止まりませんでした」。

　劇場版アニメ「金の国 水の国」（2023年春公開）のキャスト陣が決定。賀来賢人さんと浜辺美波さんの2人がW主演する他、声優の斉藤壮馬さんがナレーション役に起用されています。

ナランバヤル役を賀来賢人さん、サーラ役を浜辺美波さんが熱演

　岩本ナオさんによる原作漫画は、敵対する2つの国を舞台とした恋愛ファンタジー。バイカリ国随一の賢さを誇るお調子者の建築士・ナランバヤルと、アルハミト国の第93王女にして食べること大好きなおっとり者・サーラという、決して出会うはずがなかった2人が国の未来のために「夫婦役」を演じることから始まる“奇跡”を描いています。

　同作の劇場版アニメ化でメガホンを取るのは、「俺物語!!」や「ちはやふる」などの作品に携わってきた渡邉こと乃さん。「HUGっと！プリキュア」のシリーズ構成で有名な坪田文さんが脚本を、「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」「チ。-地球の運動について-」を手掛ける「マッドハウス」が制作を担当します。

　ナランバヤル役の賀来さんは原作について、「素晴らしい世界観と、豊かなキャラクターにとにかく魅了されました」とコメント。主人公2人のまっすぐな気持ちはきっと観客の心にも響くだろうと断言し、「僕自身も芝居をしながら動悸が止まりませんでした笑」と手応えのほどを語っています。

　サーラ役を演じることとなった浜辺さんは、「映像も音楽もアフレコをしながら感嘆の声が漏れてしまうほど美しく、この作品に携わることができる喜びを感じながら、制作スタッフの皆さまにたくさんのお力をお借りしながら奮闘した思い出があります」と収録時のエピソードを回想。「サーラとナランバヤルがなんとも愛おしく、2人の幸せをとにかく願っていました」と、この恋愛物語に深く感情移入していたことを明かしています。

　なお、本作のナレーション役は、「ハイキュー!!」山口忠役や「アイドリッシュセブン」九条天役などで知られる斉藤壮馬さん。学生時代に岩本作品と出会って以来のファンだといい、原作も愛読しているだけに注目したいところです。

(C)「金の国 水の国」製作委員会