紙とペンだけを使った卒業制作が狂気的緻密さで話題に “空想都市”の絵に「思わず息をのんでしまった」(1/3 ページ)
生で見たら何倍も迫力がすごそう……。
紙とペンというシンプルなツールから生み出される壮大な卒業制作がX(旧Twitter)で注目を集めています。作者は、絵本作家/イラストレーターで、現役美大生のこた(@kota_draw)さん。
話題になっているのは、ペンで緻密に描き込まれた“空想都市”の絵。こたさんが「思いつくままに、ひたすら描いています。“人の手”によって生み出される芸術の狂気的な部分を感じて欲しい」と投稿すると、コメントで「すごすぎる」「思わず息をのんでしまった」「画力もさることながらここまで描き続ける根気がすごいです」と完成度の高さや熱量に驚く声が上がり、約7万8000件もの“いいね”を獲得するなど話題に。
また「端から端まで見たい」「めっちゃ好き」「実物を見たい」などの声も寄せられ、その圧倒的な情報量に加えて、独特なデザインの建物が並ぶ繁華街といった、空想の都市ならではのユーモアにあふれた世界に魅了される人が続出しています。
以前には、「13歳のときに描いた空想の街」や「小学4年生のときに描いた架空の駅舎」の絵(関連記事1/2)がすごいと話題になったこたさん。幼い頃から、空想から生まれた緻密な都市の絵を描き続けています。今回、完成形・サイズを決めずに“空想都市”を描くのは約8年ぶりとのことで、普段の絵本制作と並行しつつも、楽しみながら描き進めているのが制作風景から伝わってきます。
こちらの作品は、2024年3月2日〜3日に開催される、多摩美術大学グラフィックデザイン学科の卒業制作展にて展示予定。また空想都市はここからもっと大きくなる予定とのことで、生でその“狂気”を感じたい方は今からチェックしておくといいでしょう。制作風景や絵本の情報などは、こたさんのInstagram(@kota_illustration)でも公開中です。
こたさんの著書
画像提供:こた(@kota_draw)さん
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