「機械式腕時計」は、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする昔ながらのムーブメントを採用する腕時計です。高精度なクオーツ式や電波時刻修正機能を備えた腕時計が普及した現在も根強い人気を誇っています。
機械式腕時計は高価な印象があると思いますが、上質な国産ムーブメントのモデルでも3万円台の手頃な価格で手に入るものもあります。
ここでは3万円台の予算で買える「国産機械式腕時計」のおすすめモデル4選を紹介します。
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コスパに優れた機械式腕時計のラインアップが特徴の「セイコー 5スポーツ」のフィールドウォッチです。
フィールドウォッチとパイロットウォッチの魅力を兼ね備えた「SNKシリーズ」をベースに、ストリートファッションで定番アイテムとなっている「MA-1」ジャケットをデザインモチーフにアップデート。ブラックの表地とオレンジの裏地のバンドなどMA-1を彷彿とさせるデザインが盛り込まれています。
実売価格は約3万4000円(税込、以下同)からです。
ケースサイズ:48.1(縦)×39.4(横)×13.2(厚さ)mm
重さ:75g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、カーブハードレックス風防、機械式自動巻きムーブメント、カレンダー(日付・曜日)機能、ルミブライト(針・インデックス)
良質な機械式腕時計を、良心的な価格で展開する老舗の国産時計ブランド「オリエント」の機械式腕時計です。
1970年代に発売され人気を博した「SK」の復刻モデルとなっています。左側がラウンド形状で右側がエッジの立ったアシンメトリーの特徴的なケース形状、グラデーションカラーの文字盤、内装回転ベゼルなど、当時の姿を再現しています。
「RN-AA0B02R」は、同シリーズの中でも深いワインレッドの文字盤が特徴的な1本。グラスの中でゆらめく赤ワインの様に艶やかなグラデーションが目を引きます。
実売価格は約2万5000円からと購入しやすく、機械式腕時計の入門機やサブ機としてもおすすめです。
ケースサイズ:46(縦)×41.7(横)×12.6(厚さ)mm
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(5気圧)、無機ガラス風防、機械式自動巻きムーブメント、カレンダー(日付・曜日)機能、耐磁1種
過去のラインアップからオリエントらしさを象徴する時計を選び復刻する「リバイバル」コレクションの1本。2005年に発売された「レトロフューチャーカメラ」を復刻・アップデートしたモデルで、レンジファインダーカメラがモチーフになっています。
レンズの絞り羽根をデザインしたダイヤル、絞りリングを模したベゼル、フィルム巻き上げノブをイメージしたりゅうずなどオリジナルで見られた意匠に加えて、今回の復刻では背面にファインダーをイメージした小窓が追加されています。
普段見える正面だけでなく、裏側までカメラをモチーフにしたディテールにこだわったオリエントらしい遊び心あふれる腕時計です。
実売価格は約3万2000円からです。
ケースサイズ:46(縦)×40.8(横)×12.6(厚さ)mm
重さ:173g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(5気圧)、球面無機ガラス風防、シースルーバック(無機ガラス)、機械式自動巻きムーブメント、シースルーバック、秒針停止装置、耐磁1種
1965年に登場した国産初のクリスタルガラス採用モデル「クリスタルセブン」にインスパイアされたモデルです。
「クリスタルセブン」のアイデンティティであるクリスタルガラスを採用しているほか、12時位置に配置された曜日窓などオリジナルモデルと共通のディテールも見逃せません。曜日窓や一部のインデックスがセブンの名にちなんで七角形にデザインされているのは、オリジナルモデルには無い特徴となっています。
使いやすいシンプルなデザインながら細かいディテールにこだわっており、満足度の高い1本になってくれるでしょう。
実売価格は約3万円から。
ケースサイズ:40.2(横)×13.1(厚さ)mm
重さ:114g
主な機能・特徴:日常生活用防水(気圧)、球面クリスタルガラス風防、機械式自動巻きムーブメント、カレンダー(日付・曜日)機能
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