庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」(1/2 ページ)
途中で救世主が現れます。
植えてはいけない“悪魔の木”を植えてしまった主婦が、10年後に直面した悲劇をYouTubeで紹介しています。動画は記事執筆時点で14万再生を超えています。衝撃のラストに注目です……。
動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「こじらせハウスお片付け隊+DIY」のアキさん。コスパ重視で建てられたマイホームの内装にゲンナリして「この家を、全部まるっと! 変えてやる!!」と決意。以降、自宅のDIYを発信してきました(関連記事)。今回手掛けるのは、「こじらせガーデン」こと自宅の庭。そこには10年前に植えた悪魔の木があったのです。
悪魔の木の名は
こじらせガーデンは、そこそこの広さがあり、砂場・家庭菜園コーナー・縁台などさまざまな問題点を抱えています。中でも一番の問題はフェンスの外にある悪魔の木、3本並んだシマトネリコです。
シマトネリコは水やりや肥料が不要で、1年中緑をキープしてくれる超優秀な常緑樹です。ただ、その強すぎる生命力が問題で、「庭に植えてはいけない樹木」と呼ぶ人もいるようです。
そんなことは知らずに軽い気持ちで選んでしまったシマトネリコ。10年前に植えたときは子どもの身長くらいでしたが、今や2階に届くほどに成長しました。何度か剪定を行い、昨夏にはプロにもお願いしたのですが、成長の速度が勝っているそうです。
その結果、アプローチを歩くときの邪魔になり、コンクリートブロックをひび割れさせて持ち上げる事態に。アキさんはシマトネリコ3姉妹をネリ子、ネリ美、ネリ代と命名し、伐採計画をスタートします。
ネリ子の伐採
伐採を始める前に、罪のないシマトネリコ3姉妹に「最後まで伸び伸び育ててあげられなくて、ごめんなさい」と土下座で謝罪します(子どもたちも進んで参加してくれたそうです)。
最初に手掛けるのは、四方八方に伸びた枝を切り落とす作業です。こちらのお宅にはチェーンソーもあるのですが、怖すぎて腰が抜けそうだったのと、自分の手で切ってあげたいという思いで地道に切り落としていきます。
切り落とした枝葉を集めたら、ネリ子の根を掘り起こす作業にかかります。寒いけれど土いじりは楽しいようです。土をどけてみるとコンクリートを避けるように曲がりながら成長している根っこが。何としてでも生き延びるという気迫が伝わってきます。
スコップ1本では効率が悪いので庭の片隅にあったクワを導入。細い根っこならこれで切ることができます。
あらわになった根っこ切るために取り出したのは電動ノコギリです。でも、電動だからといって楽になるわけではなく、振動にやられそうになりながら頑張ります。家の前でもがいているとご近所さんが見学に。2時間ほどかけてネリ子の伐採に成功しました。
救世主現る
倒したネリ子の幹を短く切るため、再び電動ノコギリを使い始めます。背後から視線を感じて振り向くと、近所の現場に来ている外構の職人さんが。1人で木を引っこ抜いている人がいるということで見にきてくれたようです。まさかのプロの登場に動揺を隠せないアキさんですが、自前の手ノコを持ってきて手伝ってくれました。ありがたい!
職人さんが使っているのは、アキさんが持っている手ノコより小さいサイズ。でも、電動ノコギリより早く切っていきます。職人さんが去った後で、プロを見習って手ノコに挑戦してみたアキさんですが、すぐに力尽きることに。筋肉の大切さを痛感します。
ネリ美の根が持ち上げたもの
1日1本ではらちが明かないので、2本目のネリ美に着手します。ネリ美の極太の根っこ3本がコンクリートブロックの下に入り込み持ち上げています。
後で夫に言われて分かったそうですが、コンクリートブロックが持ち上がっているのは根っこのパワーだけではなく、施工の仕方にも問題があったとのこと。ここにもコスパ重視の影響が及んでいました。
ネリ代の根元にはトラップが
いよいよ最後の1本、ネリ代の伐採に着手します。「3本目ともなれば慣れたもの」と思ったら思わぬトラップが。ネリ代の根元には水道管と下水管が埋まっており、上下4路線が複雑に入り乱れたターミナル駅のようになっていたのです。
それまでガンガンとたたいていましたが、管を傷つけたら大惨事なので、できるかぎり丁寧に手で掘っていくことにします。
するとそこに声を掛けてきた人が。前日の方とは違う、土木工事の職人さんです。ペグのようなものを持って来て手伝ってくれた職人さんに動画を撮っていることを話すと興味津々の様子。実は公開はしていないものの、自分で動画を編集しているYouTuber仲間でした。
征伐した3姉妹の使い途
水道管を傷つけることなく、ネリ代の伐採に成功。親切な職人さんたちのおかげで作業が早めに進んだので次のDIYに着手します。
アキさんが考えているのは、倒したシマトネリコの幹をキャンプで使う薪にすること。1〜2年ほど乾燥させる必要があるので、置いておく棚を制作します。
材料に使うのは部屋を圧迫していた廃材たち。1年かけて自宅のDIYをしてきたので、棚を作るのは得意です。あるものを駆使して、薪棚が完成したのでカーポートの下に設置し、シマトネリコたちを並べます。数年後のキャンプで、この薪が活躍してくれることでしょう。
ちなみに動画のラストには、隣のマンションの敷地内にまで繁栄しているシマトネリコの子孫たちを発見するシーンが……。闘いは終わっていなかったようです。
反響が続々「なんか勇気もらいましたわ」
アキさんの奮闘ぶりが伝わってくる今回の動画には「見応えある動画をありがとうございます」「私も抜根したい木があります。なんか勇気もらいましたわ」「業者さん親切でいい方達でしたね」といったコメントが。「ソヨゴはあまり大きくならず、メンテフリーなのでオススメです」「地植えではなく鉢で管理するのもおすすめです」といったアドバイスも寄せられています。
アキさん宅のDIYの様子はInstagram(@kojirasehouse_aki)やX(Twitter)(@kojirasehouse)でも発信中。別の日のYouTube投稿では、こじらせハウスの歴史やこれまでのDIYの様子などを見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「こじらせハウスお片付け隊+DIY」
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