米ニュージャージー州アトランティック郡で3月28日、飼い犬と一緒に行方不明になっていた4歳男児が州警察官によって無事発見された。男児発見の劇的瞬間は警察官のボディカメラが捉えており、同州警察署が動画をSNSに投稿したところ大きな反響があった。心温まるニュースを米ネットメディア『Fox News』などが伝えている。

ニュージャージー州アトランティック郡ブエナ・ビスタ・タウンシップで3月28日夕方、4歳の男児が自宅から行方不明になり、通報を受けた州警察が捜索を開始した。

男児は飼い犬の黒いラブラドール・レトリバーと一緒で、母親と州警察の捜索隊は午後6時半過ぎに自宅から約800メートル（0.5マイル）の場所で男児を発見した。捜索に参加していた近隣住民から「森の中で泣き声が聞こえる」と通報があったそうで、行方不明になってから約1時間が経っていたという。

なお当時の様子はイーアン・エミ州警察官（Trooper Ian Emmi）のボディカメラが捉えており、森の中で犬の鳴き声が聞こえた直後、捜索隊が一斉に走り出すのが分かる。

そしてしばらくすると、全速力で走る警察官の1人が「見つけたぞ」と声をあげ、泣き叫ぶ男児と黒い犬の姿が映し出された。すると男児に近付いた警察官が「もう大丈夫だ！　こっちへおいで」と叫ぶ声が聞こえ、