ヒトメボ

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正月といえば、紅白やおせち料理、初詣……と、昔ながらのイベントを想像しますよね? しかし、時代の移ろうもの。昔と過ごし方が変わり、「そういえば、ここ数年お正月らしいことしてないな……」と感じている人もいるのでは? 今回は、「年末年始に正月らしさを感じられない理由」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

手作りのおせち料理→既製品

「子どもの頃は必ず母親が作ったおせち料理で新年を迎えていました。甘く煮た豆とか栗きんとんとか、正直苦手なものの方が多かったんですけど、それでも心の中では『お正月が来たんだ』ってワクワクしてましたね。大人になって妻には『おせち料理作らなくていいよ』と伝えるようになりましたが、たまにあの煮豆の甘さを思い出します」(千葉・26歳男性)

「もともとおせち料理って、お正月はお店がどこも休みになるから、買い物に行かずに長く食べられるように甘い味付けの料理が多いんですよね。今は元旦でもスーパーやコンビニが営業してるからおせち料理を食べなくなりました。便利になっていいですけど、お正月にコンビニ弁当が食べながら寂しさを感じる年もありました」(山梨・28歳男性)

確かに、おせち料理を食べる機会は減ったかもしれません。「コレ嫌いー」と言いながら家族でおせち料理を囲んでいたのが懐かしいです。

こたつ→床暖房

「家族でこたつに入ってテレビを見たりみかんを食べたりしていたのが幼い頃のお正月の記憶。上京して都内で暮らすようになってからは、マンションに床暖房もあるしダイソンもあるし、こたつに入ることもなくなり、お正月らしさを感じにくくなったかもしれません」(栃木・27歳男性)

「今思えば、こたつの存在は大きかったです。お正月に家族でこたつに集まってグータラするあの時間……至福のときでした」(奈良・24歳女性)

確かに、最近こたつって見かけなくなりましたね。こたつなしでも暖をとれる快適な世の中になりましたが、あの“グータラ”も懐かしくなります……。

紅白歌合戦→K1・笑ってはいけない・フェス

「大人になってから年越しは、ダウンタウンの『笑ってはいけない……』を観ています。両親と暮らしていた時は父親の意向で『年越しは紅白歌合戦』と決まっていました。1人暮らしを始めた最初の頃は『コレで好きなテレビが観られる』と喜びましたが、なんだか年越した気がしないんですよね。紅白歌合戦を観てゆく年くる年を観る……コレが一番お正月っぽいのかもしれません」(東京・24歳女性)

「年末は大体K1とか格闘技を観て過ごしますね。スペシャルなカードに興奮するけど、子どもの頃に観ていた紅白歌合戦のような、年越しを静かに“噛みしめる”あの感覚はないかもしれませんね」(神奈川・31歳男性)

「年越しは、昔は家で家族と紅白みてたけど、今は友だちとフェスに行く。ここ何年か正月に実家にいたことがない」(埼玉・29歳女性)

子どもから大人になったときに観なくなる紅白歌合戦。それでも子どもの頃に家族で観ていたときの記憶はいつまでも忘れません。

年賀状→LINEで「おめでとう!」

「年賀状を出さなくなったので、正月らしさを感じないのかも。友だちとかには、LINEで『あけおめ〜!』って送ってます。実家の母はまだ出しているようですが……」(東京/25歳女性)

もらった年賀状を集めて当選を楽しみにしている人も少なくなったのかも……。

元旦に初詣→オールの疲れで寝ている

「子供の頃は、元旦に家族で初詣に行ってました。今は大晦日にオールするから、元旦は1日中寝てます。笑 」(愛知・28歳女性)

すごい人混みの中、初詣に行ってお参りするのがお正月の醍醐味でしたが……。最近は年越しのイベントが充実しているため、元旦は寝ているという人が少なくないのかもしれません。

あと何年かすると、正月のイメージ自体が変わってしまうのかもしれません。そう考えると、少し寂しい気もしますね……。みなさんは今年の正月はどのように過ごしていますか?

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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