マイケル・ジャクソン“あのダンス”の生みの親が死去

2022/07/05 13:59 Written by Narinari.com編集部

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マイケル・ジャクソンの代表的なダンスなどを手掛けた振付師、ブルーノ・ファルコンが死去した。58歳だった。“ポップンタコ”というニックネームでも知られたファルコンが、7月3日に米カリフォルニア州内の自宅で息を引き取ったことを、遺族が米ゴシップサイト・TMZに明かした。心不全だったとみられている。

ファルコンはマイケルの「スムース・クリミナル」のミュージックビデオにも登場。そこでは自らが作り出した体を前傾するようなダンスを披露していた。最も難しいダンスの1つと言われるその動きは、マイケルとそのダンサーたちのアスリート並みの体幹の強さ、特別仕様の靴によって実現可能となったと言われている。

1964年6月10日にロサンゼルスで生まれたファルコンは、そのポップやロック、ブレイクダンスを混ぜ合わせたスタイルで80年代に人気ダンサーとして台頭。アイス-Tら主演の1984年公開映画「ブレイクダンス」への出演で一躍人気振付師となった。1990年代にはマイケルの「ヒストリー・ツアー」でも大半の振り付けを担当、ライオネル・リッチー、チャカ・カーンらの作品への出演でも知られた。


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