京急、1000形1890番台を3編成増備 品川駅地上化も本格着手へ

京急 1000形 20次車

京浜急行電鉄は、2021年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。総額206億円を投じ、新造車両の投入や泉岳寺駅~新馬場駅間の連続立体交差化を進める。

車両の新造と更新には約46億円を投資。5月にデビューした1000形20次車(1890番台)を3編成新造するほか、既存の1000形1編成の車体更新を行う。

また、品川駅を地上化する泉岳寺〜新馬場駅間の連続立体交差事業に本格着手するほか、大師線の連続立体交差事業については、東門前~小島新田駅間の地上整備を進める。投資額は約30億円。

このほか安全対策として、ホームドア設置や駅の耐震補強、保安設備の更新・改良などを実施。羽田空港第1・第2ターミナル駅に設計中の引き上げ線新設工事も進めていくとしている。

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