女装＆胸の重り装備で変身し1日奥様体験　ママの苦労をパパに味わわせる日産「セレナ」のPVが容赦ない

端からは見えない苦労が、ママにはあるのです。

　日産自動車がミニバン「セレナ」のコンセプトムービー「もしもパパがママになったら」を公開しました。タイトル通りパパにママの生活を体験させ、その苦労を知ってもらう内容。パパは女装のうえ、胸に重りまで装備させられるなど、可能な限りママに近い条件で臨みます。基本設定が容赦ない。

　参加したのは3組の家族。それぞれのパパが、ママそっくりの服装とメークで生活します。ミッションとして渡されたメモには、1日のスケジュールがビッシリ。買い物や子どもの送り迎えなどはもちろん、会社勤めも女装のままです。同僚に胸の重りをいじられてしまう一幕もあり、1日だけの体験とはいえ、その後の世間体に響きそうでちょっと心配です。

3人のパパがママに変身。ボーダーシャツの人がそっくり

顔なじみに説明するの大変そう

「なんだよこれ！」……そりゃあ聞かれますわ

　もちろん子どもの面倒を見ながらの生活は大変。子どもを抱き上げたらベビーカーの重心が狂って倒れたり、パンプスで靴ずれを起こしたり、ママ（パパ）たちは“ママあるある”をいやおうなしに味わわされます。しかし、どうしてママが入れていたネイルサロンの予約まで、りちぎに代行してるんですかね……。

子どもが泣き出したり、慣れないパンプスで足を痛めたり……

荷物をベビーカーにぶら下げていたら、子どもを抱き上げたときに倒れるあるある

りちぎすぎる

　過酷な体験を終えると「気の休まる暇がない」「ママすごいね」と口をそろえ、ママの苦労を理解したパパたち。その気持ちがより分かるメイキング動画も公開されています。

やっぱりカーチャンはすごい

（沓澤真二）