先日の福岡、佐賀、大分での豪雨の時には川が氾濫し、多くの家屋、そして建物や農作地が被害に遭いました。筆者の知人も先日ようやく連絡が取れ、無事であることにホッとしたところです。

このように毎年のように頻発する豪雨災害。水害にあってしまうとどうしていいのか、いざその時になると何も分からないものです。そんな人達を支援する『水害にあったときに』という手引き書が話題になっています。

「被災者の生活再建を応援する」というコンセプトで、過去の水害被災地への支援経験をもとに作成された冊子で、震災がつなぐ全国ネットワークが日本財団の2016年度助成事業の一環で作成したもの。2017年6月に完成したばかりです。

小冊子(A5版32頁)とチラシ(A4版4頁)・が配布されており、チラシの方には、水害被害にあった際の必要最低限の情報、罹災証明の発行手続きについてや、保険金の請求の時に必要な被害状況の写真の撮影の仕方、濡れた家財の片付け方、床下の掃除や乾燥方法、掃除の時の安全な格好、そして復旧の前に必要なライフラインについての安全点検について書かれています。

冊子版の方はさらに詳しく、被災後に所得税やNHK受信料、公共料金などの支払いの減免や猶予についてのことや、家屋清掃の詳しい手順やポイント、仮住まいの場所を決める時のメリットやデメリットも詳しく解説しています。

また、震災がつなぐ全国ネットワークブログでは、チラシの電子版が公開されています。被災後は生活再建に関する情報が必要ですが、ネットを覗いても情報があちこちに散らばってどこを取捨選択すればいいのか分かりにくいこともあります。被災してしまい、今まさにどうしたら良いのかという方は、ぜひ手にとっていただきた一冊。

入手は、震災がつなぐ全国ネットワーク事務局へのメール「info@rsy-nagoya.com」で申し込めます。ただし、被災地域への対応を優先しているため、「他地域の方は8月以降にお問い合わせしてください」と案内されています。その点、他地域の方はご理解を。




(天汐香弓 / 画像提供・震災がつなぐ全国ネットワーク)