様々な最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現した能舞台、VR能「攻殻機動隊」。8月21日~23日まで公演していましたが、11月28日・29日に東京芸術劇場プレイハウスで再演されることが決定。伝統芸能と最先端技術のコラボが、再び実現します。

 「攻殻機動隊」は、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズや、劇場版アニメ「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作され、2020年4月からは「攻殻機動隊SAC_2045」が配信中の人気作品。VR能「攻殻機動隊」は、そんな日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作「攻殻機動隊」を、能で表現した舞台です。

 8月の公演では、チケットが全日完売。まさに満員御礼の状態で、無事に公演を終えましたが、「見てみたい!」「もう1度体験したい!」といったユーザーの声に応え、再公演が決定しました。

 演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB 版「仁義なき戦い」など、数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督・奥秀太郎さん。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一さんが務めます。

 映像技術は舞台版「攻殻機動隊ARISE」や3D能シリーズなどで、日本初の舞台での3D映像を開発してきた、明治大学教授の福地健太郎さん。VR技術は国内のVR研究の第一人者で、東京大学教授の稲見昌彦さんが担当します。

 そして、出演は坂口貴信さんや川口晃平さん、谷本健吾さんなど、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する観世流能楽師。本邦初の様々な技術と、日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創ります。

 VR能「攻殻機動隊」の再公演は、11月28日・29日の2日間、東京芸術劇場プレイハウスで公演。 イープラスでは最速先行発売も決定しているとのことです。

情報提供:VR能攻殻機動隊製作委員会

(佐藤圭亮)