映画『名探偵ピカチュウ』で話題になった、 “しわチュウ” こと、しわしわのピカチュウ。そのかわいさを再現しようと奮闘した人々によって、羊毛フェルトからクッキーまで、多様なジャンルのしわチュウが生まれました。

今回新たにご紹介するのは、置物で再現されたしわチュウ。淹れたてのコーヒーを飲もうとして「アチッ」と顔をしかめる姿が、とんでもなく愛らしいんです~!

【家にピカチュウがいない→切ないから作ろ!】

手のひらサイズの “置物しわチュウ” を制作したのは、造形作家のもんとみさん。

『名探偵ピカチュウ』を観たあと「なんで我が家にピカチュウいないの……」と切なくなったので、一緒にコーヒーを飲んでくれる置物を作ることにしたのだそう。

【制作期間は3日間】

もんとみさんによると “置物しわチュウ” の制作時間は「乾燥時間を含めて3日ほど」とのこと。3日間の作業工程は

1日目:映画を観て感動し、家に帰ってすぐ作りはじめる。おおまかに形を整えて乾燥へ。
2日目:思い描く形に削り出し、やすりで磨いてツルツルに。
3日目:アクリルガッシュで彩色。

また、いちばんこだわった部分については「ぶちゃむくれな表情」という回答をいただきました。眉間や鼻の上のシワ、むちゃっとした口元などにこだわって制作したんですって。

【もっちりボディーは初代ピカチュウを意識】

もんとみさんがゲームボーイ版のポケモンと出会ったのは、小学生の頃。大人になった今でも大好きらしく、その想いは今回の作品にも表れています。

もんとみさんいわく

「自分の中で初代のまるまるとしたピカチュウが息づいているので、映画のしわしわ感とゲームボーイ版のもっちり感が混ざったような造形になりました」

とのこと。おっしゃるとおり、置物しわチュウはまるまるとしていて、そのもちもち感を見ているだけで癒やされます。

【もんとみさんが手がけた柴犬フィギュアももちもちしてます】

ちなみに……もんとみさんは、スタンド・ストーンズから発売されているカプセルトイ「しばさんぽ」シリーズの原型を担当しているそう。こちらもめちゃんこかわいいので、ぜひチェックしてみてほしいんです。

置物しわチュウ同様、フィギュアになった柴犬たちがまんまるもっちりしていて、一目ぼれしちゃうこと必至ですよ~☆

参照元:Twitter @shigemochi_kunstand stones
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:もんとみ , used with pemission.

▼後ろ姿までかわいいいいい♡

▼「しばさんぽ」シリーズはこちら