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こんなスイーツ見たことない!たまご焼きにそっくりな「タマゴヤーキ」が美味しそう!

タマゴヤーキパッと見、たまご焼き定食のようでいて実はスイーツ。そんなユニークな商品が、静岡県三島市のたまご専門店「TAMAGOYA」併設カフェで提供されて人気を呼んでいるという。いったい、どんなスイーツなのだろうか?お店のコンセプトや商品の特徴、メニュー開発の裏話などを取材した。

■なんと100種類以上ものたまご商品を販売!


「TAMAGOYA」は、「たまごをもっと美味しく食べてもらいたい、たまごの魅力をもっと知ってもらいたい」をコンセプトに、タルトやプリン、ケーキなど100種類以上ものたまご商品を販売する、たまご専門店。静岡県三島市の食のテーマパーク「伊豆・村の駅」内にあり、店舗には料理やスイーツを提供する「Cafe brunch TAMAGOYA」も併設されている。

TAMAGOYAで販売されているスイーツTAMAGOYAで販売されているスイーツ
TAMAGOYAで販売されているスイーツTAMAGOYA店内

お店では「日の出たまご」という、こだわりのたまごも販売されている。これは、箱根西麓のミネラルを豊富に含んだ赤土の上で、海藻などを発酵させた飼料や富士の伏流水を与えながら平飼いで育てた鶏からとれるたまご。名前の通り日の出のような鮮やかな色の黄身が特徴で、指でつまんでも割れないくらい弾力があって濃厚な味わいだという。

日の出たまご

併設カフェでは、ほかでは見られないようなユニークなメニューが数多く用意されている。たとえば、スープとサラダがセットされ、朝食メニューとして人気の「メダマヤーキ」。見た目は目玉焼きそっくりだが、パンケーキである。パンケーキをミルクソースで包み込み、上には卵黄にそっくりなゼラチンでコーティングした卵黄ソース。これら2種類のソースが合わさることで、パンケーキの美味しさをさらに引き立ててくれる。

メダマヤーキメダマヤーキの黄身は卵黄ソース、白身はミルクソースでできている

お店によれば、このメダマヤーキは「朝食といえば目玉焼き!」という軽いノリで商品開発がスタートしたそうだが、完成までの道のりは決して平坦ではなく、何回も試作を重ねたという。とくに黄身の部分は、人参ピューレにしてみたりアプリコットを使ってフルーティーにしたりと試行錯誤の繰り返し。最終的にお店のコンセプトに立ち返り、卵黄ソースをゼリー膜で包んでフォークでつつくと本物の黄身のようにトロ〜リ流れ出すような仕上げに。その結果、見た目も味もたまごの良さが生きるような絶品パンケーキが誕生した。

■お客さんの一言がタマゴヤーキ開発のきっかけに


そのメダマヤーキの販売初日、お客さんが商品を注文する際に「このタマゴヤーキひとつください!」と言い間違えたのが、新商品「タマゴヤーキ」を開発するきっかけになったという。実際に見た目がたまご焼きそっくりのフレンチトーストが焼きあがると、そこからイメージが広がって次々とアイデアが湧出。気づいたときには山盛り御飯に見立てた「和パフェ」や「椀物」、「香の物」まで添えられた定食風のメニューに進化していった。

タマゴヤーキタマゴヤーキは、ふわっともちっとした絶品フレンチトースト

そのうち、和パフェは、黒蜜ジュレや豆乳のブランマンジェ、黒糖わらびもち、きなこクリーム、クレープ生地、スポンジ、バナナ、イチゴなどをホイップクリームで閉じ込めたもので、単体でもメニュー化できそうなくらい食べ応えのある一品。椀物は季節や時流に合わせたアイスクリームが入っている。このほか定食盆にはメープルシロップが入った醤油差しも用意されており、好みに合わせてフレンチトーストにかけて食べることができる。

山盛り御飯に見立てた「和パフェ」季節や時流に合わせたアイスクリームの入った「椀物」

ちなみに、フレンチトーストはオリジナルの分厚いパン生地に特製のプリン液を12時間も漬け込んで作っているとのこと。試作したばかりのときは焼きあがった際にベチャッとつぶれたようになったこともあったそうだが、長時間漬け込んでプリン液をまんべんなく生地に吸い込ませ、低温でじっくり丁寧に焼き上げることで「もちっとふわっと」した食感を実現したのだという。お客さんからも「お箸で食べられるくらい柔らかい!」、「見た目も味も卵焼きそっくり!」と大好評だそうだ。

■遊び心溢れるスイーツがたくさん!


Cafe brunch TAMAGOYAでは、このほかにも親子丼やオムライス、かき氷などのさまざまなメニューが用意されている。たまごの形のかき氷と卵黄ソースをメレンゲで閉じ込めてバーナーで炙った「焼きたまご」など、ほかではお目にかかれないような個性的なものも多いので、家族や友達と違うメニューを頼んでシェアするのも楽しそうだ。

かき氷メニューのひとつ「焼きたまご」かき氷メニューのひとつ「焼きたまご」

たまごという、ありふれた食材を、ここまで遊び心溢れるスイーツに仕上げてしまうパティシエの技とセンスには、ただただ脱帽。お店によると「TAMAGOYAのスイーツはたまごが主役。甘さを控えることで、たまご本来の味の輪郭が出るようにしています。焼きたてのシフォンはぷるぷるふるえるほどほどしっとり柔らか!たまごの優しい甘みが口いっぱいに広がるシフォンケーキを近々販売開始します!」とのことなので楽しみにしたい。

ちなみに、お店で販売されている日の出たまごは、一部のたまご商品にも使用されているそうだが、生のままでも非常に美味しく、なかでもたまごかけごはんにしていただくのが絶品だとか。「ごはんとたまごだけで、十分ご馳走になります。お客様には、日の出たまごを120%楽しめるパティシエおすすめの『たまごかけごはんの本当の食べ方』を伝授しますよ!」とのことなので、近くを訪れた際に立ち寄ってみてはいかが?

Cafe brunch TAMAGOYA店内

「あなたが好きなたまご料理を教えて!」ということで「教えて!goo」では意見を募集中だ!

■施設情報

たまご専門店 TAMAGOYA
場所:〒411-0815 静岡県三島市安久322-1

「たまご専門店 TAMAGOYA」公式ページ
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