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『魔女見習いをさがして』アフレコ映像公開 「おジャ魔女どれみ」大好きキャスト陣のヲタ活・推し事トークも

 11月13日公開のおジャ魔女どれみ20周年記念作品 映画『魔女見習いをさがして』のアフレコ映像と、収録後に行った独占インタビューが、ORICON NEWS公式You Tubeチャンネルで公開された。

『魔女見習いをさがして』(11月13日公開)森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平のアフレコ映像公開(C)東映・東映アニメーション

『魔女見習いをさがして』(11月13日公開)森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平のアフレコ映像公開(C)東映・東映アニメーション

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 取材した日は、収録の最終日。3人のヒロイン、長瀬ソラ役の森川葵、吉月ミレ役の松井玲奈、川谷レイカ役の百田夏菜子と、3人とともに旅をするおジャ魔女どれみ好きの大学生・大宮竜一役の三浦翔平に加え、『おジャ魔女どれみ』のレギュラーキャスト陣――春風どれみ役の千葉千恵巳、藤原はづき役の秋谷智子、妹尾あいこ役の松岡由貴、瀬川おんぷ役の宍戸留美、飛鳥ももこ役の宮原永海、春風ぽっぷ役の石毛佐和も集合し、大団円となった。

 『おジャ魔女どれみ』のレギュラーキャスト陣とともに収録を行った森川、松井、百田は感激のあまり涙ぐむひと幕も。キャラクターにそれぞれ真摯(しんし)に向き合い、全力で演技するキャスト陣の姿に、本編への期待感がさらに膨んだ。

 アフレコ終了後、森川、松井、百田、三浦に話を聞いた。

――収録で苦労した点は?

【森川】ソラと竜一だけのシーンで、まだ三浦さんの声がすべて入っていない状態で1人で録っていた時は、画面を見ながら自分のタイミングで感情を込めて声だけでお芝居をする、ということが難しかったです。ドラマや映画の撮影ではありえないことなので。

【松井】そうですね、普段、私たちのお芝居がいかに顔や体を使っていることに気付かされますよね。同じせりふを言ったとしても、実写だったら「OK」だけど、アニメーションでは伝わらない、ということが起きる。今、私が持っている技術で、体をどんなふうに鳴らせば求められている表現に到達できるのか。「うん」とひと言うなずくだけだったり、涙をのむところだったり、ちょっとしたニュアンスで変わってしまう。すごく難しかったです。監督たちのディレクションを信頼して、収録に臨んでいました。

【百田】画面の中でレイカの肩しか写っていないカットや細かい動きに声を入れるのが、難しかったですね。ほんの一瞬だったりするので、タイミングを逃してしまう。それも息を吸うだけだったり、走り出す瞬間だったり、普段考えたこともないような動きを声で表現するのが難しかったです。

【三浦】実写と声優の演技は全く別物ですね。(笑)。アニメを見ている人にはっきりと伝えるために、一音一音、明確に発声していかないとダメなんだ、というのを勉強させてもらいました。

――地声とは異なるキャラクターに合わせた役作りのポイントは?

【森川】私はとにかく声にやさしさが出るといいな、と思っていました。ミレさんとレイカちゃんがけんかして、間に立ったソラが両方にやさしく接するシーンがあるのですが、そういう根っからのやさしさが、声から感じてもらえるように心がけていました。

【松井】ミレのキャラクターデザインや、帰国子女でバリバリ働いているOLという設定から、いつもより声のトーンを低く落としてしゃべった方が説得力のある女性に見えるのかなと思っていました。ほかの2人の声が高めで女の子らしい声なので、声のトーンが少し低い人がいるとバランスがいいのかな、と考えました。でも、好きなことをしている時、ソラやレイカと『おジャ魔女どれみ』の話をしている時は、自然とキャッキャして、声が高くなる。喜怒哀楽が豊かな人という感じが伝わったらいいな、と思いました。

【百田】レイカちゃんの声を決めるまでが一番難しかったな。まずはレイカちゃんのキャラクターデザインを見つめることから始めました、この子からどんな声が聞こえてくるだろう?とすごく考えました。こんな感じかな?と思って声を出してみるけど、やっぱりイメージと違う、と自分でダメ出しすることの繰り返しでした。3人の中ではレイカが一番年下で、2人のお姉さんたちに甘えているような幼い部分もあったので、そういう年下感をうまく出たらいいなと思いながら、本読みでおふたりが演じるソラとミレの声を聞いて、やっと決まった感じでした。

【三浦】大宮竜一のキャラクターデザインと設定をいただいた時に、まず聴こえてきたのが、山口勝平さんの声だったんですよ。でも、僕は声が低いので、「無理だ」と思って(笑)。監督と相談しながら、大学4年生だし、そんなに低くもないだろう、ということですり合わせていきました。特徴のある声の方がやりやすかったんだと思いますが、普通の人の声を演じるのって、けっこう難しいと思いました。

――「おジャ魔女どれみ」で好きなキャラクターは?

【森川】私は断然おんぷちゃん。(見返していると)おんぷちゃんの登場シーンはとても鮮明に覚えていました。当時グッズはまったく買ってもらえなかったんですけど、ある時、母がおんぷちゃんの紫のバックを買ってきてくれたんです。それがうれしくて、毎日のように保育園に持っていっていたのを覚えています。

【松井】私はあいこちゃんが大好き。活発でチャキっとした感じに、当時すごく憧れていました。あいこちゃんは大阪弁なんですけど、好きな子がしゃべっている言葉だからかっこいい!と思って、小学生の時、自分のこと「ウチね〜」と言っていました(笑)

【森川】【百田】かわいい!

【百田】私ははづきちゃんからおんぷちゃんの推し増し。最近、また映像を見直して、ハナちゃんも好きになりました。ハナちゃんの魅力に釘付けです!

【松井】ハナちゃんもすごく人気があるんですよね。

【百田】すべてが愛おしい!

【森川】ハナちゃんのリストバンド(マジカルリスト)がほしかった!

【松井】【百田】あ〜っ!

【百田】ハナちゃんの“お着替え”もめっちゃかわいいんですよ。最高にかわいい。

【三浦】男子は皆、おんぷちゃんが大好き。かわいらしさのすべてがつまったおんぷちゃんが大好きでございます。

――皆さん「おジャ魔女どれみ」ファンとのことですが、これまでどのようなヲタ活、推し事をされてきたんですか?

【森川】20周年のサイトができたときに、「20周年おめでとう〜」とSNSに投稿して、その後、映画の情報が公開になったときにも「映画やるんだ! おめでとう」とあげてました。現場で「WEGO」と「おジャ魔女どれみ」のコラボアイテムを着ていたスタッフさんがいて、写真を撮らせてもらって「めっちゃカワイイこれ、絶対買う」とアップして。SNSで(おジャ魔女好きを)匂わせまくってました(笑)。

【松井】もともと「おジャ魔女どれみ」が大好き、というのはオープンにしていました。年に1回ファンの人を集めてカバーライブをするんですけど、セットリストに「おジャ魔女」の曲入れて、ファンの人たちにコールをしてもらう、ということしていました。どれみファンの友達とコラボカフェに行って、一番好きなあいこちゃんのメニューを頼んで、あいこちゃんのドリンクを頼んで、写真を撮ってSNSにあげる、といったヲタ活もしていましたね。

【百田】皆さん、やってますねぇ(笑)。私もいろんなインタビューで好きなアニメを聞かれたらまず「おジャ魔女どれみ」ですと答えていました。今回のお話をいただいた時に、どれみちゃんたちのことが好きな人にやってもらいたかった、だから自分が選ばれたと聞いて、やはり好きなものは言葉に出して言った方がいいんだな、思いました。

【三浦】僕も20周年のサイトができて、すごく楽しみだなぁと思ってSNSとラジオで勝手に紹介していたんです。「#(ハッシュタグ)はぷーるるんぷるーのおんぷちゃん推し」って(笑)。単なるファンとして書いたり、言ったりしていただけなんですけど、僕もそのSNSがスタッフさんの目に留まって声優のオファーにつながったと聞いて、好きなものを声に出して言うのは本当にすばらしいと思いました。

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