新型リーフに高性能NISMO版 日産、試作車出品へ

北林慎也
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 日産自動車は、モータースポーツ部門「NISMO(ニスモ)」のラインアップ拡充を図る。27日に始まる東京モーターショーに、電気自動車(EV)「リーフ」と人気ミニバン「セレナ」それぞれのNISMO仕様試作車を出品。主力車種での高性能版の投入で、ブランドの定着を狙う。

 今年9月に全面改良したばかりのリーフをベースにした「リーフNISMOコンセプト」には、専用の高性能タイヤやサスペンションを用意。さらに、コンピューターのチューニングで加速感を増したという。また、セレナがベースの「セレナNISMO」も、同様の手法で走行性能を高めた。いずれも、白色のボディーに赤いストライプのNISMOモデル共通のあしらいが施される。セレナNISMOは今年11月に発売。リーフNISMOコンセプトの市販時期は未定だが、ショーでの反響によっては近い時期に投入されそうだ。

 同社はこのほか、スポーツセダン「スカイライン」の一部改良モデルを出品。内装のデザインや素材を変更するなどして質感を高めた。年内の発売を予定している。(北林慎也)

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