令和ライダー第2弾「仮面ライダーセイバー」登場 主人公は文豪にして剣豪！

9月放送開始、「物語の結末は、オレが決める！」。

　現在放送中の特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」に続く令和仮面ライダーシリーズ第2弾のタイトルが「仮面ライダーセイバー」に決定、2020年9月6日からテレビ朝日系で放送されることになりました。主人公は文豪にして剣豪という設定で、決めぜりふは「物語の結末は、オレが決める！」。どんな内容になるのか期待が膨らみます。

令和ライダー第2弾「仮面ライダーセイバー」9月放送開始（テレビ朝日Webサイトから）

　同作は、剣と本をモチーフに描く冒険活劇。街の一部が突然ぽっかりと消え、丸ごと異世界に出現するという現象が頻発。混乱する人々の前に仮面ライダーセイバーが現れ、聖剣を振るい元の日常へ引き戻すべく戦う、というストーリー。1年間の放送中、トータル10人を超えるライダーが登場し、二刀流などさまざまな剣裁きでバトルを繰り広げていくとのことです。

　仮面ライダーセイバーに変身する主人公・神山飛羽真（かみやま・とうま）役は内藤秀一郎さん。この他、2号ライダーに当たる仮面ライダーブレイズに変身する新堂倫太郎役を山口貴也さん、ヒロイン・須藤芽依役を川津明日香さん、セイバーと敵対する仮面ライダーエスパーダに変身する富加宮賢人（ふかみや・けんと）役を青木瞭さん、仮面ライダー剣斬に変身する緋道連（あかみち・れん）役を富樫慧士さん、セイバーが使う剣の鍛冶師・大秦寺哲雄役を岡宏明さん、本の守護者・ソフィア役を知念里奈さんが演じます。

変身ポーズを決める主人公・神山飛羽真役の内藤秀一郎さん（会見動画から）

　制作発表会見で内藤さんは、「（本作の内容は）異世界に飛ばされて今まで当たり前にあった生活ができなくなってしまって、それって今の世界と似ているような気がして。だから、これを見てくれるみなさんが希望を持ってもらえるような作品にしたいと思います」とコメント。コロナ禍の現状を踏まえた強い思いをあらわにしています。また、役作りについて聞かれた内藤さんは「これまでアプリに日記を書いていたんですが、役が文豪ということなので、万年筆を買ってきて紙に書くようにしています」と語りました。

　一方、大秦寺役の岡さんは大の仮面ライダー好きであるとのことで、「今はライダーベルトにハマっていて、バンダイさんが出しているCSM（COMPLETE SELECTION MODIFICATION）に憧れているんですが、今回は変身アイテムをいじれる役ということで、僕にぴったりだなと思っています」とガチ勢ぶりを披露する一幕も。これは逸材登場の予感だ！

仮面ライダー大好きと語る岡宏明さん（会見動画から）

　また、主題歌は東京スカパラダイスオーケストラが担当することが決定。楽曲披露はなかったものの、作詞を担当したメンバーの谷中敦さんは「人と人の絆をつなぐ、思い、その昔作家が孤独の中で本を書いていった心境を歌詞に込めました」と歌への思いを語りました。なお、同曲にはゲストボーカルがおり、そのアーティストは後日発表されるとのことです。また、「仮面ライダー響鬼」以来となるエンディングテーマも作られ、こちらの歌はスカパラのドラマーである茂木欣一さんが歌っています。

　さらに、「仮面ライダーセイバー」のスピンオフ作品が、2020年秋にテレビ朝日の配信サイト「テラサ」で配信されることも決定しています。

（ADAKEN）