「落としたのは卒業に必要だった単位ですか？」　女神が詰める「金の斧」パロディ漫画で木こりの胃が心配になる

[きんじょうめぐ，ねとらぼ]

　池に斧を落とした木こりが女神にグイグイ追い詰められる「金の斧」パロディ4コマ漫画「金の斧・銀の斧 or・Die」に、木こりの胃がストレスでやられないか思わず心配になってしまいます。

　ある日、木こりが大事な斧を池に落としてしまいました。すると池が光り輝き、女神が出てきて言います。「あなたが落としたことあるのは幼き日々の幸せな記憶ですか？」――そこは金の斧かどうかを聞いてくるところでは？ 女神は「それとも卒業に必要だった単位ですか？」とさらに木こりの傷口をえぐってきたのでした。

　別の日、また木こりが池に大事な斧を落としてしまいました。「あなたが落としたのですか？」と池から出てきた女神の頭には、なんと落としてしまった斧がぐっさり……！ とても恨めしそうな表情で木こりを見つめています。女神は怒りを隠さず、斧を振り回して木こりを追いかけてきたのでした。これは怒ってもいい。

　TAKE3ともなると「なんやかんやアレだけど、金か銀か？」と木こりに対して適当に問いかけてきます。木こりが「雑」と答えると雑な斧をくれる始末。「いや違うし」と言えば「正直者には金と銀もあげる」と、イソップ物語通りのはずが雑も極まりない感じになってしまいました。その後、「ねー、ねー。どう？　使い心地どう？」と、しつこく斧の使い心地を聞いてくる女神を、木こりは容赦なく「帰れ！」と邪険に扱い始めたのでした。女神、かまってちゃんなの？

　作者は主にTwitterでイラストやまんがを投稿している透明いんげん（@invisible_bean）さん。以前紹介した「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフにした「シンプルとフレキシブル」（関連記事）と、「竹取物語」をモチーフにした「テイルズ オブ 竹取り」（関連記事）と合わせて「エクストリームおとぎ話」としてpixivに投稿されています。

画像提供：透明いんげん（@invisible_bean）さん